父 パードレ・パドローネのレビュー・感想・評価
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羊は乳絞られながら糞をする
2021年6月1日
映画 #父パードレ・パドローネ (1977)鑑賞
#カンヌ国際映画祭 #パルムドール 受賞作
イタリアの言語学者の自伝の映画化
厳父によって小学校を数週間で退学させられ、20歳になるまで教育を受ける機会を奪われて文盲であった羊飼いが、親元を離れ、軍隊に入り、教育を身につけ自立する話
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1977年の第30回カンヌ国際映画祭でパルムドールを受賞。その価値...
1977年の第30回カンヌ国際映画祭でパルムドールを受賞。その価値はあった。壮絶なエピソードの数々にまぎれこむユーモア。嫌いじゃないです。
とある作家が父の支配を乗り越えるまで。ただそれだけなのだが、何故か...
とある作家が父の支配を乗り越えるまで。ただそれだけなのだが、何故か見入ってしまう。獣姦とか衝撃的なシーンが多いゆえか、いやそれだけではあるまい。
古きよくない時代。暴力と奔放、倒錯した性はさすがイタリア。昔の日本も同じだったのだろうか。今、自分が恵まれていることに感謝したい。
イタリア的奇想天外
奇想天外なシーンも多々あるが深い作品
貴重な作品を観たな、という気分
封建的で暴力的な父の子育てスタイルと
幼い子供の過酷な羊飼い生活は驚くんだけど
あながち間違ってないところもあって
それは今の時代からははなはだ考えられないことではあるけれど
その後作家となってこうして表現できているわけで
なんとも言えない独特な面白さのイタリア映画なのである
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