団塊ボーイズのレビュー・感想・評価
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Go like a man! なんか好き。
中年というより、もはや初老と言っていいぐらいのオッサン達がアメリカの西海岸までを目指すロード・ムービーです。バイクは全く関心がなくても楽しめました。
何気に出演陣が豪華なんですよね。出演の四人もさることながら、敵役にレイ・リオッタ!ヒロインにマリサ・トメイ!更に元祖イージー・ライダーのピーター・フォンダ!!勿論皆さん全盛期より歳を取ってますがその年齢がこの作品にマッチしてるんですよね。
確かにいい歳になると仕事や家庭に疲れて旅に出たくなる気持ちはよーくわかります。日本では長期休暇なんてあり得ないので、何だかんだで休める西洋文化って羨ましいなぁっと思いつつ、頑張るオッサン達にエールを送ると共に自分も頑張ろうっと思える作品でした。
中年よ、見るべし。
退屈な毎日に少し後悔をしながら毎日を多田過ごす、4人の中年がバイクにまたがりあてどない旅に出る・・・ってできたらいいんだけど。やっぱり映画で我慢するしかないのが現実。途中のエピソードも本当にスタンンバイミーの中年版です。コメディーでもあるけどなんかホンワカしていて明日から少しガンバろっかなって感じになる映画です。しかしトラボルタも本当のおっさんになって役者バカやってます感が良く出ています。少し疲れた中年におすすめ。
酷い邦題。。。
ロード・ムービー+コメディというアメリカ映画の典型パターン。
元々気楽に観る作品なので、期待どおりというか、予想どおりのレベル感で、適当に鑑賞。
最後のイージー・ライダーの件は元ネタを知らないので、なんでこんな簡単に収まるの?という消化不良気味。
これに限らず、コメディは理解するのに一定のアメリカ人の常識を備えていることが求められている気がする。
敵役が、グッドフェローズのレイ・リオッタとは最後まで気付かなかった。
グッドフェローズでは妙にオカマっぽい演技が気になったが、本作では随分老けたし、ごっつくなった。
あと、タイトルは原題どおり「Wild Hogs」の方が作品にふさわしい。
団塊ボーイズなんて意味不明。
団塊の世代なのに、少年のようということか?
しかし、アメリカにはそもそも団塊の世代なんてないし、日本の団塊の世代はこの主人公たちよりも上の世代。
なので、益々意味不明。
邦題の酷さは昔から言われているが、そのせいで良作が敬遠されるケースもあるから、基本、原題の和訳かそのカタカナ読みであって欲しい。
例えば、原題Superbadなんて、コメディだけど結構良い作品なのに、邦題は「スーパーバッド 童貞ウォーズ」。。。
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