「真田広之が謎の日本人役を好演」上海の伯爵夫人 ジョニーデブさんの映画レビュー(感想・評価)
真田広之が謎の日本人役を好演
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当時の上海の様子が実際に近いのかわからないが、いい雰囲気を醸し出している。特に外国人租界地にロシア人貴族がいたのが新鮮な驚きだった。
個人的には、最後、無事マカオに到着した彼らの安堵した様子を見たかったが、この映画のやや沈んだトーンから言ってふさわしくないかも。
あと、真田広之の存在が敵なのか味方なのかどっちかにはっきりさせて欲しかった。
なお、主演女優のナターシャ・リチャードソンは、母がヴァネッサ・レッドグレイヴで、45歳で事故死している。独特の雰囲気を醸し出していて、これからもっと映画に出で欲しかったのに残念。
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