シッピング・ニュースのレビュー・感想・評価
全10件を表示
ひ弱で優柔不断なクソダメ男スペイシー。
ケヴィン・スペイシー作品が見たくて鑑賞。
彼はどんな役でも完璧に演じきる魅力満載の役者ですが、
この作中では、ひ弱で優柔不断なクソダメ男。
そんな彼であっても、私の母性本能は燃え尽きるほどイカれましたね。
あまり入ってこない内容でしたが、キャストが揃っているのでそれなりに観れる。
ケイト・ブランシェットには笑えた。
詰め込みすぎ
ストーリー自体はおもしろく、島の情景も気持ちよく、俳優さんたちに味があり演技に見ごたえがあった。
でも、この映画の、展開の軽さというか、慌ただしさが苦手。いろんな要素が詰まっている映画だとは思うけれど、詰め込み過ぎなのかな。ひとつひとつに、ハイ、チャンチャン終わり!みたいなノリを感じてしまう。
有名観光地を大急ぎで周る観光ツアーに参加したときの後味に似てるかも?様子はわかったけど、もっとゆっくり観たいね、というような。
すごい豪華キャスト
淡々と進んでいくストーリーなのに豪華キャストだけあって深みのある作品でした
皆が傷を抱えているもの、その傷もいつかは癒える、心地良いラストでした
ケビン・スペイシー演じる主人公が引越しをしただけで別人のように変わる事に違和感がありましたが、自分を認めてくれる人がいたり受け入れてくれる人がいると変わっていけるものという事なのかなと思うと、さらに良い作品に思えました
癒えない傷はないのかもしれない
みんな心に傷を抱えて前を向こうと必死にただ生きていくお話。自然の猛威や不思議な出来事が起こる環境で、ゆっくり薄れていく過去。
豪華俳優陣だけあって、単調なさい物語になりそうなのに、重厚で濃厚な物語だなぁと思いました。
時間が短いながらも、ケイトブランシェットの悪女っぷりは凄かった。
練りこまれた脚本
群像劇のように登場人物の各々にトラウマがあり、それが1つ1つしっかり重たい。
これだけの名優ぞろいながらもそれぞれがそこに存在している感じが凄い。
10年ぶりくらいに鑑賞したがやはり良かった。
全10件を表示