「映画内容よりファッションやインテリアに目がいく」キリング・ミー・ソフトリー とばさんの映画レビュー(感想・評価)
映画内容よりファッションやインテリアに目がいく
タイトルだけはずいぶん前から知っていたのですが…深夜テレビでしてたので録画して初めて見てみました。
調べてみると「さらば我愛~」の監督だったとは!
全然雰囲気が違うから調べてみるまで気づかなかった…
出てくる方々の部屋のインテリアやファッションなどは非常に楽しくみれたのですが、
肝心のストーリーはなんとも…
主人公の心の持ちようによって、情熱的な恋人が危険な人物に、という部分はおもしろかったです。
アダムもアリスもはまり役でした。
この映画、よく調べてないのですがジャンルが謎だなーと。
恋愛なのかサスペンスなのか。
どちらを求めて見るかによって批評がずいぶん変わりそう。
映画のラストもけっこうどんでん返しのはずなのに、あまり「え!?」って思えず。
淡々としたストーリーだからでしょうか。
濡れ場が多いので、家族とは見づらいかんじの映画です。
どうでもいい話ですが、最後のエスカレーターのシーンは叙情的?で見所なんでしょうけど
ミスタービーンの「カンヌで大暴れ!」の劇中作の謎映画を思い出して笑ってしまいました
映画の細かい部分はすごく好きです。
様々なシーンで登場するインテリアは中々凝っていて、
ストーリーよりそういった小道具を見るのが楽しかったです。
失踪したアダムの昔の恋人の母親のおうちのシーンも、
小道具ばかり見てました。
ファッションも素敵でした!
アリスのファッションがよかったです。
ただのパジャマ?さえセンスがあって。
個人的に気になったのは、
アリスが仕事でリーダーに昇格したとき、やけに同僚たちの視線が冷たかったのはなぜ…?という部分でしょうか。
ぼーっと見てるだけじゃ理解できなかったのですが、アリスがすごく年下だからなのか?
海外の方はそういう嫉妬を素直に出すからなのか?謎でした。
残念ながら
あまりストーリーに感銘は受けなかったのですが、
出ている俳優さんのことがもっと知りたい!と思える映画でした。
主人公はもちろん、脇役の方たちも魅力的です。