「生え際」亀は意外と速く泳ぐ kossykossyさんの映画レビュー(感想・評価)
生え際
生まれる前からの友達クジャク(蒼井)の存在。パリへ行くのが夢を持っている、目立ちすぎる性格の彼女。
スパイをすることになっても何も指令がない。平凡に過ごし、目立たないことが指令といえば指令。ある国のスパイというへんてこなスギタニ夫婦はわけがわからない。元は些細ではるが不条理な人間たちの住む町。ユル~いギャグの応酬が中心で、かなりの脱力系。憧れだった加藤先輩が実はハゲだったというネタでは大笑いできるが、他はクスクス程度。「生え際」という台詞が頭に残る。
豆腐屋もそこそこ美味いラーメン屋も、そして最期にはベンチばばあもスパイだったということが明かされるが、終盤のストーリーがいまいち盛り上がらなかったことが残念だ。
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