シティーハンター　百万ドルの陰謀のレビュー・感想・評価

これは面白かった。依頼人が魅力的だったのがよかった。
軽く見られてよし。
BS12

総合:50点 （ ストーリー：50点｜キャスト：65点｜演出：50点｜ビジュアル：65点｜音楽：65点 ）

　「シティーハンター　ベイシティウォーズ」と同時上映らしい。こちらも質感と内容は昭和感満載で同じようなものだが、物語がもう少し複雑になっている。何故テレビ版を拡張した程度の2つの短い作品を無理やり一緒に上映したのか理解に苦しむ。最初から長い劇場映画版を1本製作して公開したほうが良い。

　前振りで美女の正体に疑問を投げかけておきながら、次の登場人物が現れ、さらに黒幕が現れ、ということでより物語の展開は楽しめた。その点では少し加点は出来る。それでも全体として質感の古さは隠せない。

アニメとは思えない、ミステリーも複雑になっていて楽しめる。

謎の女性からボディガードの依頼を受けたシティハンターと、暗殺者の闘いを描く物語。

ベイシティウォーズとの同時上映の映画です。ストーリーとしては前2作よりも面白く、謎解きの面白さも感じられた作品でした。
1本の映画としてしっかりと作っても良かったとも思うのですが、結果として1時間にも満たない短編映画となったのは残念。

それ以外の感想は、「ベイシティウォーズ」とほぼ同じです。

コミカル描写多くてTVアニメ版に近い作風。
依頼主はもっこり美女のエミリー。いくつもの話が最後に全部つながるような構成。ラジコン玩具に銃器や爆弾を搭載してターゲットを殺害する殺し屋のダグラスが冴羽りょうの命を狙うが、本当の黒幕は冒頭にでてきたエミリーの上司。

わざわざエミリーの見せ場を作るためのラストが違和感というか変すぎる。報酬は海坊主、冴子に取られて終わる。安定の面白さ。