「監督が妻との離婚後に作製した映画」ザ・ブルード 怒りのメタファー みるさんの映画レビュー(感想・評価)
監督が妻との離婚後に作製した映画
この映画はクローネンバーグ監督が妻と離婚し娘の親権を争っている最中に作った映画というものであり、随所にその経験が作品に込められています。
ストーリーは「主人公の元夫が娘に久しぶりに会った際に身体に無数の傷があることに気が付く。元夫は元妻に『お前がやったんだろう』と詰め寄るが元妻は否定。そこへ元嫁の母が殺されるなど次々に殺人事件が起きていき…」というもの。
本作の最大の見どころは「体外子宮」という概念だと思います。
身体の外に子宮。
誰もがそれを見た時ギョッとするでしょう…
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