「作られるべき時代に作られた映画。観るべき時代に観た映画。」さらば青春の光 Bluebeatbluesさんの映画レビュー(感想・評価)
作られるべき時代に作られた映画。観るべき時代に観た映画。
何度も何度も観た映画ですが、ビッグスクリーンで観るのは久しぶり。当然、同世代のおっちゃん、おばちゃんがあちこちで熱く色々とレビューしているので僕のレビューなんてどうでもいいかなと(笑)。むしろ今の若者がどんな感想を抱いたのか気になって様々なレビューを見ると、意外とジミーへの共感が多数寄せられていた。でも、芸人の映画かと思った(笑)とか、当時のカルチャーがピンとこないとか、The Who の音楽が後付けっぽい(爆笑)とか、まぁそうだよな、時代は2019年だから判らないこと、理解できないこといっぱいあるさと感じたり。でも一方で既に斜陽国家だったイギリスのなんともし難い停滞した社会情勢と今の日本が同じじゃんと分析する若者もいた。僕ら世代としては、作られるべき時代に作られた映画で、観るべき時代に観た映画だったと思う。まさか2019年に街の映画館で観られるとは思わなかったから、そういう意味において、おっちゃんは嬉しいのだ。
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