カサノバのレビュー・感想・評価
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カサノヴァの恋
伝説のプレイボーイ、ジャコモ・カサノヴァをヒース・レジャーが魅力的に演じる。女性達の誰もがうっとりするのも頷ける。
そんなカサノヴァが、才媛フランチェスカ( シエナ・ミラー )と出逢う。
カサノヴァの婚約者ビクトリア( ナタリー・ドーマー )と、フランチェスカの婚約者パプリッツィオ( オリヴァー・プラット )が登場するシーンは、ほぼコメディー(笑)
ジャコモ・カサノヴァ( 1725-1798 )、実在していた事を本作鑑賞後に知りました。
美しいヴェネチアの街並みと喧騒、サン・マルコ広場、凝ったデザインの衣装、ヴェネチアンマスク、灯りに浮かび上がる夜のヴェネチアの街。
18世紀ヴェネチアの世界に浸れる作品。
テレ東を録画にて鑑賞 (吹替版)
女たらしの代名詞
富豪の娘ヴィクトリアを見つけ婚約に取り付けたカサノバだったが、彼女に恋する男ジョヴァンニから決闘を申し込まれる。カサノバは名前を偽り、ジョヴァンニのほうも剣の達人の姉フランチェスカ(ミラー)を代役に立て、そのフランチェスカに恋の募らせてしまう・・・しかし、フランチェスカには婚約者が・・・
フランチェスカが顔も知らない婚約者に人気作家のグアルディとして近寄り、今度は婚約者になりすましてフランチェスカの元へ・・・そこへ現れたのがカサノバを捕らえようとしていた司教(アイアンズ)。謝肉祭の舞踏会では二役をこなさなければならないし、彼を知ってる総督やらヴィクトリア、それに関係のあった女たち。
ヴェネチアの上空を飛ぶ熱気球はロマンチックだったけど、かなりコメディタッチなので違和感さえあった。カトリックの権威も面白おかしく描いてあるし、全体的には楽しめる。そして最後には大団円のように思わせておいて、ヴェネチアに残されたジョヴァンニとヴィクトリア。本物のカサノバを逃がすため自らカサノバ役を買って出る。2人が幸せに暮らしたわけじゃなく、彼が第二のカサノバとなったというオチがついた。なかなか上手い!
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