劇場公開日 2002年4月20日

「多面的な視点から描かれていた」コラテラル・ダメージ Cape Godさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0多面的な視点から描かれていた

2013年3月3日
PCから投稿
鑑賞方法:TV地上波、CS/BS/ケーブル

悲しい

興奮

総合:65点
ストーリー:65
キャスト:70
演出:70
ビジュアル:70
音楽:65

 一介の消防士がいきなり中南米のゲリラ活動地域で特殊部隊並みの活躍をしてしまうのはやりすぎだろう。だがテロリストとアメリカとシュワちゃんのそれぞれの立場が描かれていて、テロリストはアメリカに恨みを持っていたり、利益のために冷酷に判断をしたりするCIAがいたり、アメリカが一方的にいい国に描かれていないのは興味深い。ゲリラやテロリスト目線での話も描かれる。そうかといってテロを黙って見逃すわけにもいかない。単純な活劇にするには主題が重かったり、その主題のわりに物語に無理があったりするが、そこそこ楽しめました。

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Cape God