「可愛くて楽しくアクションいっぱい」モンスターズ・インク kalichan88さんの映画レビュー(感想・評価)
可愛くて楽しくアクションいっぱい
人間界の子どもの悲鳴をエネルギー源にしているモンスター・シティ。エネルギー収集を担うモンスター社では、日々モンスターが子どものクローゼットから進入し悲鳴を収集している。しかし、人間の子どもは有害且つ危険であると言われていて、近づいたりしてはならないのであった。ある日、悲鳴獲得No1のサリーは、幼児のブーが人間界からモンスター界に入り込んだところに居合わせてしまう。親友でもあり社のパートナーでもあるワゾウスキと力を合わせ、人間界に女の子を戻そうと大慌て!
とても可愛い映画で、面白い。出てくるモンスターがそれぞれ違って、怖いんだけども愛嬌がある。クローゼットから出てきたら確かに嫌だなぁと思うけど、映画で観ている限りでは気のいいモンスター達なのだ。幼児ブーがとにかく言うことを聞かないうろちょろする子どもで、イライラするが、最後には守ってやりたくなっているのは、主人公たちの心理に共感してくるからだろう。悪役のいかにも悪そうなランドールが私のお気に入りで、動きがまた嫌~な感じ。その動きが上手くて気持ちいい。
ちょっと気になるのが、サリーがモンスターにしては、ピンクの斑点だったり毛がモフモフだったりで、図体がでかいだけでどうもナンバーワンにしては「怖さ」の説得力が足りない。怖くないのだ。ドアがどういう仕組みなのかも説明不足。気になる…。
私が一番気に入っているシーンは、ブーにあることが起きて、サリーががーーっくりしてヘロヘロになる表情。あれは凄く面白い。
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