グラン・ブルー オリジナル・バージョンのレビュー・感想・評価
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これを見てダイビングを始めた
美しいギリシャの海 モノクローム映像が主人公の過去を表現していることが覗える。
そして海の中に落ちている金貨を拾うことになるが、エンゾが割って入る。
牧師がその様子を見て、ジャックにあそこにもなにか光っているという。
ジャックはエンゾより1秒早く金貨を引き上げるのだった…
ジョアンナは息が続かなくなるまで潜りっ子するおかしな男たちに呆れる。それにジャックは答える「陸に上がる理由が見つからない」 家族写真がイルカ イルカの写真とジョアンナの表情がよく似ている。
グランブルーとは光の届かない先にあって、その先へ行くには交換条件が必要だ。
ジャックはそれを選び、ジョアンナはそれを許可する。
家族ではないが、競技に参加させるためにわざわざタオルミナにジャックを呼び、死ぬまで競技したエンゾは、ジャックにとって家族同様の存在になっていたのだろう。
最後の字幕に「この映画を娘のジュリエットに捧ぐ」とあることで、これが本当のことだっったのかなと自分に信じさせたくなるほど、この物語にのめり込んだ過去を思い出す。
あの美しい海の中を潜ってみたい。そう思いダイビングを始めた。
競うことのないこのスポーツは、見たことのない世界を教えてくれた。
イルカは一瞬で船の中にいる人間の数とその放つエネルギーを見分けることが出来る。
それが気に入らない場合、決して一緒に泳ぐことはない。
私もいつかイルカと一緒に泳ぎたい。
素晴らしい映像!
ジャックマイヨール、この映画のために本人の人物像にまで影響を与えてしまったと言われるほどの作品。かつて一緒に見たうちの父は「退屈でつまらない」と言ったけど、20代前半でこれを見た私の心には今も刺さり続けている。もう一度見たくて来た。
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