メモリードア

劇場公開日:2026年1月16日

解説・あらすじ

若年性認知症と向き合う女性と、親の言うままに生きてきた青年の純愛を、「認知症」「ヤングケアラー」「人間の尊厳」といった社会問題のテーマも盛り込みながら描いたヒューマンドラマ。

27歳のサラリーマン・和也は、親の言うことをよく聞く、いわゆる聞き分けの良い子だった。親の期待に応え、その結果として安定した人生を歩んでいたが、心のどこかに物足りなさを感じていた。そんな彼がある時、偶然訪れた「認知症カフェ」で、20歳年上の女性・令子と出会う。若年性認知症を患いながらも、笑顔で周囲を照らす令子に、和也は心を奪われる。やがて、孤独と向き合う令子の姿を目の当たりにした和也は、彼女の強さと人間らしい弱さにひかれていく。この出会いをきっかけに、和也は自分を縛っていた親が敷いたレールから解放され、人生で初めて真実の愛を見いだしていく。

監督・脚本は、2023年に発表した「三尺魂」が田辺・弁慶映画祭など数々の映画祭で上映・入賞を果たし、注目を集めた加藤悦生。「三尺魂」にも出演した木ノ本嶺浩と辻しのぶが、和也役と令子役をそれぞれ演じた。第20回中之島映画祭でグランプリを受賞。

2021年製作/93分/日本
配給:テンダープロ
劇場公開日:2026年1月16日

スタッフ・キャスト

監督
加藤悦生
原案
加藤悦生
脚本
加藤悦生
プロデューサー
加藤悦生
撮影監督
八重樫肇春
録音
久保琢也
ヘアメイク
川瀬輝美
小道具
吉田和幸
音響効果
石崎野乃
サウンドミキサー
高村光秀
編集
加藤悦生
音楽
八重樫肇春
米山典昭
主題歌
illy
タイトルロゴ
吉田和幸
ポスターデザイン
田むらりゅう介
制作協力
栗俣文彦
配給プロデューサー
井内徳次
宣伝プロデューサー
友田ゆうき
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