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In the ancient tales it is said that those who stray from the
path of virtue are doomed to wander in "The Hindrance".
A realm where the dead are trapped forever,
burdened by their deeds.
MASSTER GENO CHAN
まずあたしが言いたいのは... 家族三人でバカンスに来ているのに主人公の旦那が何故か携帯を離さずに電話をかけまくっていて... しまいには嫁はんが止める始末...でも旦那さん、しばらくはかけ続けるって、あたし、てっきりモーレツビジネスマンと思ってみていると実は彼は警官って... あーん?
別のシーンではバスに逃げ込んだ嫁さんと娘のルーちゃんが、バスの運転手が落とした鍵の入ったカバンを乗り合わせたおっちゃんに取りに行くよう頼んでもシカトされ、しかたなく自分で取りに行くと訳の分からない設定の狂暴化した人たちに襲われそうになった時にそのシカトをしていたおっちゃんが勇敢にも彼女を救おうとした。って、最初からそのおっちゃんがバッグをとりに行けばそんな事には...
それと同じような事が... 狂暴化した変態人間が暴れだしたので嫁さんが「お願い、近くにいて」って、旦那に頼んでいるのに何故か旦那のジェイクは、「ほかの人を助けに行く」と言い残し、どこかへ行っちゃうって... エトセトラ、エトセトラ ➡ しまいには、あたいの頭の中のウニが溶け出しそうになりましたとさ?
この映画... あたしの見るところでは実験的映画と見えて、それは、『ターミネーター』、『ゴーストバスターズ』、『エアベンダー』それと親父のジェイクが娘のルーちゃんを " Pumpkin" って呼んでいたので、ナンチャッテ『Married... with Children』なんてね!? 実は...
生存者と殺人鬼(スペクター)が戦うタイで人気のあるマルチプレー、ホラーゲーム『Home Sweet Home』のシリーズがベースとなっているそうです。映画もやっと見終わったと思ったら????
そして最後には修行僧のチャンの言葉が、
"Your journey has just begun."
おい!おい! 続編を作っちゃたみたいでんねん!
ところで最初のテロップの "MASSTER GENO CHAN" ってどなたか調べても分かりませんでした。もしかしたら、修行僧ってか!?
最後に...
映画の舞台となっている「The Hindrance(ヒンドランス/妨げ、障害)」は、キリスト教の世界観とは異なるタイの伝承や仏教の概念に基づいた、現世と死後の世界の間に存在する異次元の領域だそうですけど... 映画では予算の関係なのか、見ていて異次元の世界とは到底考えられないほどの現実世界でした。だから、意味不明にもなりましたとさ!?
この映画の一つの救いは、ジェイクの娘ルーちゃんを演じた女優さんの頑張りを見れたことで☆1から☆2にしました。そういうナンチャッテ映画でした。