劇場公開日 2007年1月20日

「ジャックニコルソンが全て」ディパーテッド hkさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0ジャックニコルソンが全て

2025年6月3日
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鑑賞方法:VOD

怖い

興奮

驚く

ディカプリオは知的な役よりも、キラーオブザフラワームーンのようなアホな役が合っていると思う。話をしている途中で、話題が何だったのか忘れてしまうような。でも愛嬌があって憎めない。マットデイモンは、エリート特有の軽薄な感じがとても似合っている。
2人共警察とギャングの板挟みだが、マットデイモン演じるコリンの方が立場上やや有利。しかし自分を脅かす情報がもう一人のネズミからもたらされる。直前まで情報を流したのにコステロを秒で裏切っていたが、そうなるまでの心情を描いてほしかった。横暴ぶりに嫌気がさし、今なら屠れると思ったのか。
そしてコステロの圧巻の最期。絶命しても尚、また蘇ってやり返しそうな怪物ぶり。ジャックニコルソンはどの映画でも圧倒的だ。
ラストは諸悪の根源がいなくなっても、それは人間の性だよって言われてる気がした。

hk
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