「「ヤクザの幹部、実は潜入捜査官」「エリート警察官、実はヤクザの潜入員」」ディパーテッド HILOさんの映画レビュー(感想・評価)
「ヤクザの幹部、実は潜入捜査官」「エリート警察官、実はヤクザの潜入員」
クリックして本文を読む
とれあえずレオナルド・ディカプリオが汚れ役に挑戦して俳優としてのステップアップを狙うという趣旨は理解出来た。オーランド・ブルームかジョニー・デップが相方だったらビジュアルだけで盛り上がったに違いない。とりあえずオリジナルが見たくなったという意味で贔屓目の二つ星。
オリジナルはイケメン俳優のアンディー・ラウが警察のスパイ役なので、 ハリウッド版はレオナルド・ディカプリオがアンディー・ラウの役かと思った。 でも裏話でブラッド・ピットが当初の予定という話を聞き、 本当の主役はマット・デイモンだと分かった。 まあ、マット・デイモンだったら見ないだろうなあ・・・。 オーランド・ブルームかジョニー・デップあたりを起用して、 日本風にイケメン対決だったらもっと盛り上がっただろう。 それはともかく、まず最後にレオナルド・ディカプリオがスパイに撃たれて殉職という設定は有り得ないだろう。 過酷な潜入捜査を終えた御褒美が殉職では救われない。 しかも最後に笑うのがマット・デイモンかと思いきや、 レオナルド・ディカプリオの上司に撃たれて死亡。 ・・・これってどうなんだろう・・・。 オリジナルが香港映画だからあえて毒を強くしたのかは不明だが、 正直言って救われないし典型的なバッドエンドだと思う。
ちなみに日本でもTBS系ドラマ『ダブルフェイス』がOAされた(BS放送局のWOWOWと民放地上波放送局のTBSの本格的なコラボレーションは初の試み)。
コメントする