「マット・デイモンのコメディ映画!?」ディパーテッド 万年 東一さんの映画レビュー(感想・評価)
マット・デイモンのコメディ映画!?
スコセッシの映画にJ・ニコルソンが出演しているだけで興奮、しかもギャング物。
J・ニコルソンの語りからストーンズの"Gimme Shelter"が流れるオープニングには、全身に鳥肌が立ちヤラれた。
J・ニコルソンの存在感で作品に厚みが出ているが、勧善懲悪のまま進まず悪は成敗されるラストのオチが、微妙なのは否めない。
ディカプリオとM・デイモンが髪型から私服と瓜二つで、ソコは何とも!?
リメイクではあるが、J・ニコルソンの圧巻な演技にスコセッシの色もシッカリと演出で保たれている。
しかし、今までオスカーをあげ損なったアカデミー賞には疑問が残るし「タクシードライバー」や「レイジング・ブル」そして「グッドフェローズ」を上回る作品とは言い難い!?
2019.07.05
久々に鑑賞してみたが、本作は窮地に陥った一人の男が困難に立ち向かう為に滑稽で情けない姿を晒し、最後は呆気なく殺されてしまう、顔も間抜けなM・デイモンのコメディ映画であると解釈してみた。
コメントする