脱出の最中

劇場公開日:2025年11月29日

脱出の最中

解説・あらすじ

歌人の山中千瀬が初めて映画の脚本を手がけ、海辺の故郷を離れて音信不通となった姉妹の再会をつづった中編映画。

都会での単調な毎日に生きる意味を見失っていた姉・くーちゃんのもとに、妹・さきちゃんから突然電話がかかってくる。故郷ではない海辺で会うことにした姉妹は、かつて一緒に読んだ一編の詩をきっかけに、共通の記憶と感情を呼び起こされていく。記憶と夢が混ざりあい、現実と想像が絡みあう世界で、姉妹は新たな脱出の旅を始める。

山中千瀬が自身の詩「脱出の最中」をタイトルに執筆したオリジナル脚本に、山中の創作「夢日記」からの引用を加え、映画と言葉のコラボレーションに挑戦。姉妹の再会の物語を「断片化された言葉」と「身体」の再会のメタファーとしてとらえ、人と人とが時間と場所を再び共有することの新たな感覚を紡ぎだす。

「オーガスト・マイ・ヘヴン」の村上由規乃が妹・さきちゃん、「ふゆうするさかいめ」のカワシママリノが姉・くーちゃんを演じた。東京・多摩市で映画の上映やシネクラブを行なっているカフェバー「キノコヤ」が製作を手がけ、「にわのすなば GARDEN SANDBOX」「ヴィレッジ・オン・ザ・ヴィレッジ」の黒川幸則監督がメガホンをとった。

2025年製作/40分/日本
配給:キノコヤ映画、Primo Vere
劇場公開日:2025年11月29日

スタッフ・キャスト

監督
黒川幸則
詩と日記
山中千瀬
原案
山中千瀬
岡田亜弓
脚本
山中千瀬
岡田亜弓
プロデューサー
黒川由美子
平英之
撮影
村上拓也
録音
青石太郎
音響
黄永昌
編集
渡辺純子
黒川幸則
現場音楽
のっぽのグーニー
助監督
青石太郎
タイトル制作
佐クマサトシ
制作
山﨑睦美
新谷和輝
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