ノアの娘
解説・あらすじ
2025年・第38回東京国際映画祭「アジアの未来」部門上映作品。
2025年製作/80分/イラン
原題または英題:Dokhtare Nooh
スタッフ・キャスト
- 監督
- アミルレザ・ジャラライアン
- 製作
- アミルレザ・ジャラライアン
- プヤン・ショレバル
- ソヘイラ・ゴレスタニ
- 脚本
- アミルレザ・ジャラライアン
- 撮影
- モハマッドレザ・ジャハンパナ
- 衣装
- ゴリ・ザレイ
- 編集
- プヤン・ショレバル
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2025年・第38回東京国際映画祭「アジアの未来」部門上映作品。
2025年製作/80分/イラン
原題または英題:Dokhtare Nooh
イラン南部の島にキャンプを張った若い女性が周囲の静寂に浸る数日間を活写。
『オペレーターNo.23』をはるかに凌駕した、アート系映画中のアート系映画と言っても過言ではない内容。ロングショットや沈黙ショットを多用し、交わされる会話も分かったような分からないような、腹の探り合いじみたポエム口調。画作りもウェス・アンダーソンっぽい。
公式プログラムに記されていた監督の製作意図もまるで理解不能。観客も、自分だけでなく睡魔との闘いで忙しい人だらけだった。監督や主演女優によるQ&Aが設けられているようだが、自分がその場にいたら質問攻めにしたかったよ。
おそらく、いや確実に日本では一般公開されないだろうから、そういう意味で観られたのはTIFFの有難味を感じる。