「大変素晴らしい」わたしが恋人になれるわけないじゃん、ムリムリ!(※ムリじゃなかった!?) ネクストシャイン! タナカさんの映画レビュー(感想・評価)
大変素晴らしい
OPのムリムリ進化論、れな子のざっくりあらすじから入り、クオリティそのままにぎっしりと内容が詰まった2時間弱でした。
OPのムリムリ進化論が流れた瞬間、わたなれが始まるんだ!と思い、テンションと口角が上がりましたね。
個人的には"好き"という感情に対してれな子が本気で、真っ直ぐに向き合っていく作品であると共に、クインテットの5人全員が主人公の物語であったと感じました。
元々自己肯定感がかなり低く、自分のことが嫌いだと言い続け、真唯からの告白を半ば保留状態で放置し続けている状況の中で、すぐに咄嗟だったと釈明したものの紫陽花さんからの告白に対して"はい"と漏らしてしまった事を酷く後悔していたれな子が、香穂ちゃんとのコスプレや香穂ちゃんにとっての"好き"という感情に触れたこと、絶えない葛藤の末に、自分を好きになろう、今の自分が好きではない自分を好きになってくれた真唯と紫陽花さんの2人を好きになろう、2人の想いに応えよう、と前向きに変わっていき、あれだけ望んでいた"普通になりたい"という願望を捨てることを決断した場面には心を打たれました。涙なしには観られません。
EDのディア・マイ・スペシャル・プレシャス・マーベラス・スウィート・ダーリンズ、迷っちゃうわのその後…と各話振り返りシーンは各シーン曲と共に涙腺にくるものがあり、とても良かったです。
劇場に観に行って良かったと心から思える作品でした。
(追記)11月25日に2回目行ってきました。2回目でも本当に良い、素晴らしい。紫陽花さんデートと香穂ちゃん関連の回想、れな子の決意表明からEDにかけては涙腺が緩み、涙してしまいました。2回目以降でもおすすめです。是非。
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