劇場公開日 2025年12月5日

「ペンギンと出会い、人生が変わった英国人教師の実話!」ペンギン・レッスン ノブさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0 ペンギンと出会い、人生が変わった英国人教師の実話!

2025年12月14日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

知的

12月中有効の割引クーポンを使用するため、何か見たい映画はないかなと物色していて発見しました。
なに!ペンギンと同居生活!?面白そうや!と即決して早速観てきました。
衝動買いならぬ衝動鑑賞!
ペンギンは可愛いですからね~¥^_^¥
実話に基づくお話で、ノンフィクション「人生をかえてくれたペンギン 海辺で君を見つけた日」の映画化。
もちろん原作は未読です。

1976年の軍事政権下のアルゼンチンが舞台ということで、動物映画ではあるが社会派ドラマの側面もあり、なかなか面白かったです。
寄宿学校に赴任してきた英国人教師トムはひょんなことからペンギンと同居する羽目に。
娘を事故で亡くし、人生に絶望していた彼がペンギンと生活することで変わっていく。
ペンギンが人間関係の潤滑油になり、なぜか皆ペンギンに悩みや愚痴をこぼすところがユーモラスで笑えます。
なんとか早くペンギンを手放したいと思っていたトムが、動物園の劣悪な飼育環境を見てペンギンを連れ帰ったりと徐々にペンギンに愛情を持つところの描写もいい。
ペンギンのおかげで自分の弱さと向き合うことが出来たトム。勇気を出して、連行された寮母の娘の釈放を嘆願するも捕らえられ殴られて釈放される。
いつの間にかサルバトール(ペンギンの名前)がトムにとって大切な存在になるが、突然その生活も終わる。
軍事政権下の暗い世の中でペンギンがもたらす人々の笑顔がとてもよく、プールでサルバトールが気持ち良さそうにスイーと泳ぐシーンは自由の象徴のように感じられました。
心がほっこりでき、泣ける映画でした。
見て良かった!

ノブ
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