「マ・ドンソクが拳で力づくで悪魔退治!を期待したのに…じゃないからストレス。 今更感の安易な韓国版「エクソシスト」」悪魔祓い株式会社 ITOYAさんの映画レビュー(感想・評価)
マ・ドンソクが拳で力づくで悪魔退治!を期待したのに…じゃないからストレス。 今更感の安易な韓国版「エクソシスト」
マ・ドンソクが主演、社長を務める「悪魔祓い専門会社」の活躍を描く。
刑事の紹介で持ち込まれた、ある女性の悪魔憑き事件。
その背景には謎の巨大組織の影が!
「悪魔祓い会社」を率いるマ・ドンソクが、こぶしに物を言わせて、’凶悪な悪魔達を拳で次々にぶっ飛ばす!!なんていう痛快な内容を非常に期待していたのに、相手は謎の組織の下っ端ばかり、しかも格闘は時々しかなくてストレス。
まさに、今更の韓国版B級「エクソシスト」。
少女にとりついた悪魔と前述の会社の女性エクソシストによる、ポルターガイスト、押し問答が延々と繰り返し、業界独自の”ステージ”が進んでいく。
そして、よくわからないまま悪魔は出ていって決着。
マ・ドンソク主演で、韓国版民営エクソシスト会社というアイディアそのままを、ひねりも個性もなく、だらだらすすむから、何度も半分寝落ちして、社長の過去の県もよくわからず。
コメディ要素を入れて、軽快に進めれば、いくらでも面白くなりそうなのに、構成・脚本・演出が悪い。
あまりにマ・ドンソクに頼りすぎで安易。
マ・ドンソクでも大外れはあるのね。めちゃくちゃ楽しみにしてたのにとっても残念。
ちょっと前までの韓国映画は、どれも最低でもそこそこは面白かったのに、関係ないかもしれないが、韓国映画界の不振の原因を見たような気がした。
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