「ポールの身を切る大作戦」マルドロール 腐敗 Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)
ポールの身を切る大作戦
1990年代にベルギーで発生した小児性愛者による連続誘拐事件をベースに、1人正義を全うする為に抗う憲兵隊員をみせるフィクション。
1995年、7歳と8歳の少女が行方不明になり、誘拐未遂事件も起こる中、タレコミを切っ掛けにポールと同僚と准尉3人によるマルドロール作戦が立ち上がり巻き起こって行く。
ベルギーの警察制度は知らんけど、司法警察も自治体警察も、みんな仕事する気無し?腐敗というより怠惰ですか?
准尉もポンコツっぷりをみせ腐敗の流れになって行き、ポールは猪突猛進になって行くけれど、胸糞悪さと熱さがとても良い感じ。
本当に1人になってからの、元同僚は良かったけれど、ポールの壊れっぷりや機微がちょっと難しかった。
そして事件の描き方というか締め方がちょっと曖昧だったかな。
鑑賞後、事件のことを調べたら、なかなかどうしてベルギー真っ黒ですね…(-_-)
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