怪獣と老人
劇場公開日:2025年10月13日
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解説・あらすじ
「ゴジラ」シリーズや「大怪獣ガメラ」「仮面ライダー」などの造形を手がけ、2024年には88歳にして初監督作品となる特撮映画「カミノフデ 怪獣たちのいる島」が公開された美術造形家・村瀬継蔵。怪獣造形の礎を築いたといわれるレジェンド造形家であり、2024年10月に他界した村瀬を、8年間にわたって追ったドキュメンタリー。
昭和32年、北海道から上京した村瀬は円谷英二のいる東宝映画特殊美術部に入社し、怪獣造形の世界に足を踏み入れる。身近な素材を用いるなど独自の手法で頭角を現し、一目置かれる存在となっていく村瀬。しかし、昭和から平成、令和へと時代が移るにつれて特撮ブームは終焉を迎え、数少ない作品もCGがメインの時代になる。村瀬たちが築いてきた「アナログ怪獣造形」の需要も減少してしまうが、それでもなお怪獣造り・アナログ特撮映画への熱量を失わない82歳の村瀬は、約半世紀前に自分で書いた「神筆」という怪獣物語を、未経験の監督として映画化しようと動き出す。それは、アナログ特撮の技術を後進に伝えていく使命に駆られての挑戦だった。
監督は、テレビ東京を中心としたバラエティ番組を担当しながら、MBS「情熱大陸」などドキュメンタリーも数多く演出してきたフリーディレクターの中野伸郎。
2025年製作/日本
配給:ユナイテッドエンタテインメント
劇場公開日:2025年10月13日
スタッフ・キャスト
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