「1作品からもってかれた」藤本タツキ 17-26 Part-1 ポッタイシさんの映画レビュー(感想・評価)
1作品からもってかれた
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驚くのはその物語の角度が作品ごとに全く違うこと
「庭には二羽ニワトリがいた。」
自分も思っていた。
食物連鎖の中で人類がピラミッドの下になった途端、
異論を唱える。そして情を持ち出す。
そして宇宙人側には人間を守る。
知ろうとする者もいる。
核心を突いた話で、オチでは人類が滅亡したところまでがとことん現実主義で余韻が味わえる作品。
「佐々木くんが銃弾止めた」
可能性とは
できるわけが無いではなくて、
できる可能性というのら見えないくらいに
ごく小さなものでも、信じて突き進むとその手に収まっている可能性があることを忘れてはいけない
「恋は盲目」
タイトル通りどストレートな物語
言葉を面と向かって伝えることは、
簡単なようで色んな感情によって邪魔されてしまう。
ひとつの事に熱中出来ることほど素晴らしいことは無い。
大切なのは今。
「シカク」
あまりに歪な殺し屋の少女シカク
正の理由を失った不老不死の身体を持つ吸血鬼ユゲル
この世界は万人に受け入れられることはなく、
誰かにとってのあなたは良い人でもあり悪い人でもあることがほとんど。
シカクの場合その歪さ故、距離を置かれる側の人間
存在意義が見つけられないでいた中でのユゲルとの出会い。彼女の持つ誰にも当てはまらない歪なピースが、
ユゲルに欠けていた退屈というラストピースを埋めてくれた。
皆にとっての良い人ではなく、
大切な人にとっての大切な存在になれればもう何もいらない。
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