劇場公開日 2025年11月21日

「とても懐かしい映像が見れた」落下の王国 4Kデジタルリマスター ナイン・わんわんさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0 とても懐かしい映像が見れた

2025年12月10日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

何年も前だが一度観たし「一度でいいかな」と今回の上映は見送ろうかと思ったが「なんか話題になってるし、大画面で見るべきか?」と調べると、「オリジナルの劇場公開版ではカットされた新たなシーンが追加されている」と知る。
確かレンタルDVDで自宅の40インチくらいのテレビで見たと思う。当時の感想は「これは映画館向けで、スクリーンに引き込まれる映像美だろう」と確か思ったもんだ。追加のシーンはもちろん解らない。
今回私が見た福岡のスクリーンは2Kだったが、思い出すシーンと完全に忘れていた描写があって再鑑賞して良かった。
特に少女アレクサンドリアが頭を打って悪夢を見る『ナイト・ウォッチ 』的なシーンは「記憶の片隅に残っていて、この映像は『落下の王国』だったのか!」と繋がって鳥肌が立った。
13の世界遺産、24ヵ国以上のロケーションの効果は絶大で撮影監督の手腕が光っている。

インド出身の映像作家ターセム・シンが2000年に手がけた映画監督デビュー作『ザ・セル』で名を馳せ、これも当時DVDをレンタルして見た。映画の監督作は少なくレディ・ガガの楽曲♪「911」(2020)のMVなども手がける独創的な世界観と映像美で描く監督さんだ。

2012年に他界した衣装デザイナーの石岡瑛子とは、『ザ・セル』から『白雪姫と鏡の女王』(2012)までの4作品で毎回タッグを組んだお方で、お名前で検索すると見事な衣装の数々が出て来る。

私がレンタルした時は『ザ・フォール / 落下の王国』と言うタイトルで、ザコ・ヘスキヤ監督、脚本による1981年のブルガリア映画 『ヨー・ホー・ホー』が原作とされていた。

出演者は誰も知らないと思ってたら、主人公リー・ペイスはM.C.Uのロナン(クリー帝国の将軍でサノスと結託したヴィラン)だった。

コメントする
ナイン・わんわん
PR U-NEXTなら
映画チケットがいつでも1,500円!

詳細は遷移先をご確認ください。