「みらいは誰にも分からない」みらいのうた ぺしさんの映画レビュー(感想・評価)
みらいは誰にも分からない
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イエローモンキー 、吉井和哉氏の長年のヘビーなファンです。本人の舞台挨拶あると勘違いして映画を観に行きましたが、予想より内容が良かったのと色々考えさせられる内容でした。
吉井さんの半生記の形でスタートしたドキュメンタリー。その撮影過程で発覚した深刻な病気。その闘病の過程と彼の静岡の旧知の友人達との交流、特にその中でURGHPOLICE時代のEROさんと吉井さんのそれぞれの再生と復活の物語。
それぞれの復活ライブをゴールとして物語としては終わるが、エンドロールの後も現実の人生はこれからも続く。タイトルの『みらいのうた』がドキュメンタリーの撮影前にリリースされているのも皮肉なもので、まさに『みらいは誰にも分からない』。一見、ハッピーエンドに見えるがそれぞれの病いや、ままならない現実との闘いは続いて行く。
秀逸なタイトルです。
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