劇場公開日 2025年12月5日

みらいのうたのレビュー・感想・評価

全31件中、1~20件目を表示

5.0生き様

2026年1月7日
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鑑賞方法:映画館

イエモン不動のかっこよさ。
吉井さんはもちろん、メンバー各々の距離の取り方、信頼の置き方が絶妙。
だからあの音になるのかと再確認した。
そして、EROさんしかり、チバさんしかり、
吉井さんの生き様が人間関係をこういう風に形づくるのかと思った。

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YouKhy

4.0ロックスターの素顔

2026年1月3日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

イエモンが好きなので観に行きました。
2024年の東京ドームライブの前に、こんなに大変なことになっていたとは。何も知らずにライブに行き、とてつもなく感動した訳がわかりました。

師匠のEROさん、昔の場所からずっと動かずそこにいる人生。言葉の端々に自分の譲れないものがあるのはみえましたが、女性は本質を見抜きますよ。結局自分しか見てない。吉井さんは昔よりも今のほうがかっこよくて好きです。さりげなく寄り添う優しさ。ロックスターなのに、こんなに自然体で普通なかんじがとても魅力的でした。

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Aki

5.0人生の光と影を描いた良質なドキュメンタリーだった。

2026年1月1日
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はなてん

5.0心に響く映画

2025年12月26日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

癒される

どの人にも何かしら響くところがある、人生を考えられる映画かなと思います。ファンとして見てしまうので、そうでない人にはどう映るのか分かりませんが、色んな人に観てもらいたいと思える映画でした。

子どもの時のこと、故郷、上京、夢、成功、病、老い、人それぞれ何かしら感じるものがあるように思います。自分も、人生で叶えられなかったことや欠落していることを考えがちな世代になりましたが、叶えられたこと、与えられたものを想って生きて行けたらいいんだなと思えました。

ファンとしては、EROさんや同級生の方々と触れ合う姿に、私たちの知っている吉井さんとは違う姿を見れたような気がします。これまで自伝等で知っていた話も、静岡で語る姿を見ていると、より胸にくるものがありました。そんな、静岡での吉井さんを見た後に聞いた『本当の夢』は、自然とその内容を予想させるもので、心に響き、胸が痛くなる想いがしました。吉井さんはコレを伝えたかった、聞いてほしい人たちがいるんじゃないかと思えた一方で、自分自身は吉井さんへの感謝の気持ちがより強くなりました。

お2人を通して『人生とは…』と考えさせられる映画で、たまたま1人がアーティストだったいう印象が強いです。もう一度見に行きたいと思っています。

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jusco

5.0「みらいのうた」が頭から離れない

2025年12月25日
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Tom

5.0やさしく強いオトコたちの物語

2025年12月24日
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悲しい

幸せ

癒される

やさしく静かな芯のある大人のオトコばかりが出てくる。
監督も、主演の吉井和哉も、EROも。イエローモンキーのメンバーも、社長やスタッフも。

家族につらいことがあったり、仕事人としては慌てるような大ピンチもこのドキュメンタリーには出てくる。

そんなときにも
そっと誰かのそばに立って見守り、祈り、信じ、照れ隠しみたいにちょっとふざけたりしながら、対処する大人のオトコたち。

ラメラメのスパンコールが似合うロックスターの
芯にある、柔らかく温かなところをそっと目撃したような感覚。

でも
前からなんとなく薄々は知っていた。吉井和哉さんはとてもやさしく強いひとだ、と。

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たな

5.0バラ色の日々

2025年12月21日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

興奮

癒される

吉井さんの病気が発覚しなければ、また違った作品になっていたのでしょうが…。
生と死を歌ってきた吉井和哉が本当の生と死を知るお話。
27歳までに死なないと天才じゃないってそんな話もありますが、還暦過ぎても天才でいられるんですよ。だってロックスターだから。

ともに病を抱えて、励まし合うともなく励まし合う師匠と弟子。ロビンがまさかバットマンの弟子のロビンとは(笑)
かたやドーム、かたや町の教会、場所も規模も観客も全く違うけれど、思い悩みもがき苦しむの中で生まれるのがロックンロールなんだと改めて思いました。

昔背中を追いかけた人の、今は背中を支えながら、当時のベースを肩にかけて40年ぶりのセッション。やっぱりかっこいいなあ…ロビン。
そして、バラ色の日々に涙しました。

何気にBiSH時代のアイナが出ていて、当時を知らないんですけど、歌声ですぐわかりました。彼女もやっぱりスターだなあ!

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ぱんだcat

2.0おすすめは出来ないので星2

2025年12月20日
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鑑賞方法:映画館

吉井さんの物語というよりもEROさんの物語という印象。
ドキュメントというジャンルが私はそもそも好きなのだが、この作品は大半がインタビューで構成されていて時間が長く感じた。
思い出話も彼を語るのに必要なのはわかるが“生身の吉井和哉に密着している感”がもっと欲しかったので、自分が期待していたものとは少し違った。

ただ『みらいのうた』という名曲を知らない人には是非この曲を知って欲しい。こんなに美しい曲はそうそう無い。

終始、吉井和哉氏の“毛先のひとつひとつまでもが意思を持ってるような造形の美しさ”に見惚れる時間でした。
そして彼のあの声が消えずに済んだこと、いるかわからないけど神様に感謝しかない。

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ともし

5.0みらいのうた

2025年12月19日
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鑑賞方法:映画館

色々な方それぞれのの不遇さを観ているのに、決して悲愴感はなく、涙を誘うストーリーもなく、それでも涙が溢れてしまう映画でした。
観ている人、個々に涙する場面は違うのではないでしょうか。
全ての人の優しさ、強さを静かに感じられる素敵な映画でした。
何よりもEROさんの限りなく続くロックが、吉井和哉さんのスタートであることを、とても大切に感じました。

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奥

5.0イエモンのロビンは大輪のバラ 吉井和哉はしなやかな野の花

2025年12月19日
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実はあまり期待しないで観に行ったら裏切られた映画。
ドキュメンタリーでこんなに最初からひきこまれたのは久しぶり。
熱くもなくお涙ちょうだいでもなく、淡々と自然にストーリーが展開していく。
登場人物たちの飾らなすぎるくらい飾らない日常をとらえた映画なのに目が離せないのだ。
(主役の2人はこれ以上ないくらいの人生大ピンチの時期である)
どの登場人物の言葉にも考えさせられる重みがある。
エリザベス宮地監督の被写体の自然な姿を引き出せる力もすごいと思った。

EROさんは根っからメタルな人、それに対し吉井さんはとても柔らかい人。
人の話をきちんと聞いて、その気持ちに優しく寄り添うのが上手い。

イエモンのロビンである時の彼は大輪のバラの華のようだけど、人間としての吉井和哉は風に揺れる淡く優しい野の花のような人だと改めて思った。
自然で繊細でバランス感覚の良い人物。
しなやかだからこそ強い。

イエモンの他のメンバーも皆さらっとしていながら温かい。
音楽性だけでなく人間も良いバンドだと感じた。

個人的な涙のツボは東京ドーム復活ライブ、ステージに上がる直前のある儀式のシーン。
音楽や聴衆への真摯な心を感じられて本当にあの姿は美しかった。

自分の人生を生きることに興味がある人なら、ファンでなくてもおすすめしたい作品である。

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Sparkle

4.01990年代のほとんどを国外で過ごしたため、 イエモンの当時の凄さ...

2025年12月18日
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1990年代のほとんどを国外で過ごしたため、

イエモンの当時の凄さは知らないけれど、

それでも吉井の名前くらいは知っている

その程度の私が見たけれど、

それでもとても良かった

本人も周りの人も、その強さも弱さもなんかすごくいい

エロって人も、キャラ最高ですね

みんないつまでもお元気で

それにしても丙午生まれの人たちって、

改めて、

才能溢れる人がたくさんいるんだなと再認識した

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jung

3.5採点3.6 ミュージシャン吉井和哉のドキュメンタリー作品。 これは...

2025年12月18日
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鑑賞方法:映画館

採点3.6
ミュージシャン吉井和哉のドキュメンタリー作品。
これは彼にとって闇のような時期。
ポリープ発見と治療、からの喉頭がんの告知へ。
フィルムは本当に声が出ないのがありありと分かります。これはヴォーカリストには本当に辛かったでしょう。
復帰となった2024東京ドーム公演「BIG EGG “SHINE ON”」でもやはり後半は声が割れてました。
また作品はそこだけでなくルーツとなるEROとの再会、同じ喉で他界したチバユウスケとのエピソードなど、再生と終焉とを組み合わせたのがとても良かった。
最後に流れる「みらいのうた」、灯りを照らすようでこれは何とも憎い。
ロックスターを切り取ったにしては派手さのない一人の男のドキュメント。
じっくりとした、これは思いの外良かった作品でした。

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白波

0.5人に勧められない

2025年12月18日
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飛び出していけ

4.5奇跡の瞬間を共有できるドキュメンタリー

2025年12月16日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

知的

斬新

最初に悪いところを書く。
監督自ら回しているのであろうカメラが下手過ぎる。しゃべっている人に合わせてびゅんびゅん振り回すから映画館の大画面だと気持ち悪くなってしまう。冒頭の海辺のシーンなどもカメラが動き回るので酔いそうになった。ズームインもすごいスピードでぐーっと寄ったり、中途半端に少しだけズームしたり… 終盤はプロのカメラマンも入ってきたようでだいぶ安定したが、今後も自分でカメラを担当するなら少し勉強されたほうがいいのではないか。序盤はこのカメラワークにかなりげんなりした。
しかし、しかしである。この映画はそうした拙いカメラワークを補って余りあるほどの素晴らしい場面、素晴らしい言葉、奇跡の瞬間に満ち溢れている。
撮影対象が素晴らしいのはもちろんなのだが、そこから珠玉の言葉を引き出し、奇跡のような瞬間に立ち会えたのは監督の力量と努力、そしてそれらが呼び込んだ「運」も含めて、とにかく彼がこの映画を作らなかったら世に出ることのなかった物語が多くの人の目に触れることになった、その功績は本当に称えられるべきことだと思う。
この映画のハイライトとなる二つの奇跡、THE YELLOW MONKEYの(吉井和哉の)復活ライブとEROの復活ライブ。前者は、「これはもうダメなのではないか」と思わせるほど一進一退を繰り返す吉井の病状と葛藤を撮り続けたからこその感動を呼び起こし、後者はそもそも「そんなことは起こり得ない」と思わせるような、EROがもう音楽をあきらめたかのような状態のところから撮り続けたからこその驚きが胸を熱くさせる。
正直、EROのことは全く知らなかったし、イエモンにしても90年代にヒット曲を連発していた頃にはそれなりに聴いていたが、コアなファンでは全くなくて、吉井がそういう状況に陥っているというのもほとんど知らなかった。
それでも映画の序盤でかなり前のめりになったのは、吉井の誕生日が1966年10月8日と紹介され、自分とわずか5日違いであることを知ったためだ。この歳になると最大の関心は健康問題であり、自分とは生き方も考え方も全く違う同い年のロックミュージシャンが、自分の健康と同世代のミュージシャンの死に思い悩んでいることが他人事と思えず、彼のひとことひとことに聞き入ってしまう自分がいたのだった。
それにしても、普段から詩を書き続けるアーティストたちの言語化能力には恐れ入る。吉井が繰り出す言葉のひとつひとつに様々な気づきがあり、EROの飾りのない言葉にもなぜか心を動かされる。この二人がロックを語るときの「ロックってやつはどうしようもねえなあ」感が何だかとても楽しそうで、ロックな生き方に羨ましさすら感じてしまうのだった。
繰り返しになるが、とにかくカメラワーク(と、編集の仕方にもいろいろ不満はあるのだが)以外は素晴らしい、唯一無二のドキュメンタリーである。こういう映画を見られると本当に幸せな気分になる。吉井さんとEROさん、二人のロックな人生が今後も末永く続いてほしい。

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たけ

4.52人のロックな人生

2025年12月14日
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癒される

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のあこ

5.0すごいいい、すごいカッコいい

2025年12月14日
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泣ける

知的

驚く

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とむ

5.0惹き込まれた

2025年12月14日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

楽しい

癒される

エリザベス宮地監督のドキュメンタリーが好きで観に行きました。
まるでこうなることがわかっていてカメラを回したかのようにいろいろなことが繋がって、最後は未来に希望が持て、『みらいのうた』が流れるという展開に惹き込まれました。祈りながら観ていて、気づけば泣いていました。出ている人みんな好きになる素敵な作品です。
みなさまどうかお元気で。

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うみこ

4.0エロさんのカッコ良さ、吉井和哉の核、栄光の光と影

2025年12月13日
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泣ける

悲しい

興奮

このドキュメントはエロさんが作中言ってた通り、神の存在を感じざる得ない絶妙なタイミングで撮り始めた作品だったね…
おそらく当初はエロさんとの関係を中心に吉井和哉の核を作った過程を描く予定だったんだろうが、途中で癌が発覚し、戦友達(B-T櫻井・Birthdayチバ)の死等で人生や死生観的テーマも加わった奥深い内容になった。
また吉井とエロさんを通して栄光の光と影も見えて良く出来たフィクションのようだった。
歌の歌詞も内容とリンクして泣けて来る…

個人的には追憶のマーメイドでイエモンを知ってから音楽では1番好きだ。
ライブも楽しくてカッコ良くノリもサイコーで中毒性がある。B-T好きだった妻も子供達も小学生の頃からイエモンの大ファンになりライブにも一緒に行く。
この作品を見終わって最後にひとこと言いたい!
『エロさん、吉井和哉に影響を与えイエローモンキーの吉井和哉の核を作ってくれて、ありがとう!!あなたのお陰で我が家は楽しんでます!!』

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トラ吉

3.5イエローモンキーの吉井さんのドキュメンタリーだが、旧友の登場やエロ...

2025年12月13日
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鑑賞方法:映画館

幸せ

イエローモンキーの吉井さんのドキュメンタリーだが、旧友の登場やエロさんとの絡み。振り返りの映像などバンドブームの時代を思い出す。継続は力なりとは言うが、成功せずとも満足そうな人生がうらやましくも感じてしまいました。

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ショカタロウ

5.0ロックスターの「ロックじゃない」顔

2025年12月13日
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鑑賞方法:映画館

興奮

知的

幸せ

THE YELLOW MONKEY全盛期、私はまだ小学生で、歌番組で時々見てバンド名と有名シングル数曲は知ってるけど…くらいだった。それが大学時代にたまたま聴いてハマり、ところが既に解散していると知って、リアルタイムのギラギラな彼らを見ることは叶わず、ひたすらCDを聴き、ネットでちょこちょこ古い情報を漁るようになり、吉井さんのソロLIVEには何度か行けたものの、やっぱりイエモンも見てみたかったなあなんて思っていたところでなんと再結成が発表されたときはどれ程嬉しかったことか。
そんなこんなで約20年、他の歴戦のファンの方に比べたらディープではないけど、「一番好きなバンドはイエモンです」と即答するレベルにはファンを続けてきました。

そういう立ち位置なので、昔からずっと吉井さんやイエモンを見てきた方々からしたらちょっと的外れだったり、お気を悪くされたりするかもしれないレビューになると思いますが、とにかく鑑賞後の素直な感想をつらつら綴ります。

今回この映画におさめられた吉井さんの姿は、きっと若い頃の彼だったらファンには見せたくなかった顔なんじゃないかと思う。
正直、いわゆる「ロックな」という形容詞とはずいぶん離れたイメージを抱く姿が映されていた。
定期的に実家に帰って年老いた母と仲良く言葉を交わし、地元に残っている古い知人たちに会いに行き、ご家族を亡くされた旧友を気遣い、体を壊した先輩のもとにきちんと手土産を持って足繁く通い、仏前や神前ではしっかり手を合わせ…、とても愛情深く礼儀正しく朗らかな「ちゃんとした大人」。
そして、健康のために酒や煙草はとうにやめていて、それでも病気になってしまい手術や治療を受け、復帰のためにボロボロな姿で頑張る。周りに気を遣わせないよう心配させないよう、にこやかに振る舞う。

破天荒で破茶滅茶で傍若無人なのがロックのイメージだとしたら、正反対とも言える「人との縁を大事にしている普通の大人の暮らし」が切り取られている。
もしかしたら私自身も若い頃だったら「憧れのロックスターのこんなロックじゃない姿みたくない!」なんて思ってしまったかもしれません。

でも、ギリギリの状態の、普通の会話でさえ声が掠れてしまうような喉で、それでもファンが待つステージに立てば驚くほど伸びやかな声で歌う、その姿はまさにロックスターでした。

きっと若い頃も、ファンからは見えないところでは人間らしい普通の暮らしをしていて、だけどそれを見せないように全身全霊「カッコいいロックスター」をやってくれていて。そして年をとり、ファンも成熟してきた今だからこそ、ロックスターのカッコつけていない人間くさい部分も見せてくれるようになったのかな。それすら含めてロックと言えるのかも。

そんなことを考えながら観ていたので、最後に語られる吉井さんの『本当の夢』を聞いて、ああまさに、そうだな、と思いました。だからこそ吉井さんは、イエモンは、これだけたくさんのファンがいるのでしょう。

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romi
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