「生まれた町だけが故郷じゃない」じっちゃ! コビトカバさんの映画レビュー(感想・評価)
生まれた町だけが故郷じゃない
自分の住んでいる南部は、津軽とは言葉も気候も文化も違うので、聞いたことはあっても「あずましい」も「じょっぱり」も意味は知らなかったし、木造町や車力村がつがる市になった事も、今日知った。
なので県内先行上映といっても、他県の方々と同じ感覚。
町おこしなのかメロンなのか、じっちゃと孫なのか、ストーリーのフォーカスが分かりにくい点はあるけれど、全体的には良い話。
木造のお祭り初めて知ったけど、映画で知って見てみたいと思わせるアピールはできてると思う。
せっかく遮光器土偶も出したんなら、木造駅舎も出せばよかったのに。見たことないけど。
小野さんの津軽弁が、県内ニュースで聞く津軽弁と違うから、やっぱり難しいのかなぁと思ったら、東京から婿入りした役だから、ビミョーなイントネーションなのね。
おばあちゃんは早くに亡くなったようだけど、じっちゃがずっと、生まれ故郷ではなかった津軽に住んでいたワケが胸に沁みた。
小野さんの笑顔と声質も役に合ってた。
ゆきがこの先、どういう道をいくのか、もう少し観たい気もするけど、こういう終わり方もアリのかなとも思う。
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