じっちゃ!のレビュー・感想・評価
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故郷とはなんですか?
つがる市市政20周年記念映画
どうしてもつがる市の観光映画的にフューチャーしてしまいがちになるが、そこをうまく映画として作品になってる。途中観光映画にならざる部分があるのはどうしても避けられない。時間が短い分、つがる市の良さを伝えたいところと、その代わりにキャラの深いところをクローズアップ出来ないジレンマを個人的に感じてしまった。津田寛治さんが謎の人物に見えてしまって、市の関係者には見えないがどんな人物なんだろうて謎が残ってしまった。個人的には演技初挑戦のApollogicの佐々木駿についてはよく頑張って演技していて、次の作品の演技も見たくなったし、次のオファーが来た時は是非受けて演技をして本業のアーティスト活動の表現者としての幅を広げてほしい。
爽やかな気持ちになる作品。
青森県つがる市に地域おこし協力隊としてIターン移住してきた女の子と、そのじっちゃと、周りの人々の人間ドラマ。
地方移住に、昔のような都落ちみたいな、重い悲しいイメージはなくて、ひたすら軽やかでコメディタッチなのが、逆にリアルで今っぽいなぁと思えた。
地域おこしを経験した方にはあるあるなシーンも多くて、クスッと笑っちゃうのではないでしょうか。
中村静香さん、小野武彦さん、超特急の小笠原海さん、しゅはまはるみさん、なだぎ武さん、配役も皆可愛らしくて豪華。つがーるちゃんファンの木﨑ゆりあさんが好印象でした。
とても爽やかな気持ちになる作品。
映画的にもハッとするような美しい映像があるので、ぜひ見てほしいです。
ただただ癒される作品
農業が盛んな地方で、独特な方言で笑ったり、お爺さんと孫の穏やかなやり取りや、カワイイゆるキャラなどが出てきます。
四季の風景も綺麗です。
途中で東京にグラサンした人が出てきて、何か起こるかと思いましたが何も起こりませんでした。悲しい出来事も起こりますが、普遍的で何も考えずに見れるので、年齢性別関係なく全ての人におすすめです。
心洗われる映画
素敵なお仕事
メロンは知らなかった🍈
生まれた町だけが故郷じゃない
自分の住んでいる南部は、津軽とは言葉も気候も文化も違うので、聞いたことはあっても「あずましい」も「じょっぱり」も意味は知らなかったし、木造町や車力村がつがる市になった事も、今日知った。
なので県内先行上映といっても、他県の方々と同じ感覚。
町おこしなのかメロンなのか、じっちゃと孫なのか、ストーリーのフォーカスが分かりにくい点はあるけれど、全体的には良い話。
木造のお祭り初めて知ったけど、映画で知って見てみたいと思わせるアピールはできてると思う。
せっかく遮光器土偶も出したんなら、木造駅舎も出せばよかったのに。見たことないけど。
小野さんの津軽弁が、県内ニュースで聞く津軽弁と違うから、やっぱり難しいのかなぁと思ったら、東京から婿入りした役だから、ビミョーなイントネーションなのね。
おばあちゃんは早くに亡くなったようだけど、じっちゃがずっと、生まれ故郷ではなかった津軽に住んでいたワケが胸に沁みた。
小野さんの笑顔と声質も役に合ってた。
ゆきがこの先、どういう道をいくのか、もう少し観たい気もするけど、こういう終わり方もアリのかなとも思う。
あんずましぐしてけれぇ
先行上映で観んできたぁ。
つがる人として、絶賛高評価するべき…だがもだばって、まんずまんず…てどご…。
ストーリーはベタだったがも…。
じっちゃが上(カミ)がらの婿入りで、いぱすけだつがる弁って設定だはんで、まあ仕方ねぇばって、やっぱりわんどがらせばナチュラルなつがる弁ごっと劇場に響かせてがった。
仕方ねぇばって、その辺があんずましぐねがったがな…。
鈴木雅之さんが坂本役で葬儀屋って!判るひとにはワガル設定、おもへ!て思った。
もうあんつか鈴木さんの出番有ればいいんず、って思った。
もっとじゃいご出身出ればおもへんずな…っても思った。(まま喰いてぇマツケンとか、じょがってまった新井さんとか)
わぁもモッコーだったんで、たげ親身に感じた。
馬市の燃やす前とかも観てがったけど、馬市の次のシーンで雪景色って、「馬市終わねば夏終わね。馬市終わればすぐ冬だ」ってしゃべらいでるの、そのままでグッときた。
じっちゃが亡ぐなったのは、たぶんつがる総合で、若かりしばっちゃが亡ぐなったのは小野病院だべが?ってなんとなく観でで感じだ。
笑えだし、泣げだし、なんも良ぐねぇどご有った訳ではねぇんだばって、もあんつかなんが欲しがった……って印象の作品。
冬のつがるのさんびぃのは、がっぱ伝わって来た!
(作品に因んで、つがる弁で投稿)
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