「クライマックスはサンダーバード」フライト・フォース 極限空域 ばとーさんの映画レビュー(感想・評価)
クライマックスはサンダーバード
あらすじから「ダイハード」プラス「エアフォースワン」ぐらいのイメージで映画IQダイヤルをセットして鑑賞に臨んだが、その上を行く大バカ映画(笑)でした。
もう、高々度飛行中の機内で銃を撃ったら大変なことになるよ、とか、A380とはいえ、あの機内の広さは異常では?などといちいちツッコむのが虚しいほどバカに徹して清々しいくらい。
なんか犯人はホローポイント弾(人体内で停弾して他場所に被害が出にくい)を使ってますの描写があったりしたが、いやいやそんな瑣末な言い訳設定は無意味なレベルのやりたい放題。
最後は航空パニックものお約束のヤマ場の着陸クライシスって、先ず飛行場に降ろすの諦めるの早すぎや。でもってクライマックスはまさかの「サンダーバード」第一話。これを令和で見せられるとはね。ちなみにこのあたりはもうツッコむ気力を使い果たしてます。
ただ、緊迫感を煽るためのクローズアップの多用と細かすぎるカット割で、格闘シーンやパニックシーンで何をやっているのか、どうなっているのか状況把握しづらいのはいただけない。
いやいや大笑いして楽しめました。でもA.ラウさん、出演作品選んだほうがいいですよ。それともリーアム・ニーソン路線を目指す?
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