「孤独という存在」ハード・トゥルース 母の日に願うこと Kさんの映画レビュー(感想・評価)
孤独という存在
ずっと気になっていた作品。
主人公の家族関係は冷めきっている状態で
明るく過ごす妹家族とは対照的。
日々の鬱憤を無差別に撒き散らすパンジー。
夫と息子は沈黙に徹するしかなく
本人も感情のコントロール不可。
その怒りからは彼女の心の奥底にある
悲しみや孤独が痛いほど伝わってきました。
口撃は口撃でしか返ってこないし、
親切にすれば親切が返ってくる。
ラストシーンにも考えさせられました。
この先、彼女の不安が少しでも和らいで
穏やかな日々が訪れますように…。
主演のマリアンヌ・ジャン=バプティストさんの
繊細な演技、素晴らしかったです!
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