「キャベツ地獄」ひとしずく Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)
キャベツ地獄
大学を出て職を転々としている20代女性が地域おこし協力隊の活動を通して成長する話。
いいねOLは…なんてわけのわからない呟きを漏らしちゃう主人公が、東京へ地域おこし協力隊の求人活動にやって来た役場の人間に声をかけられて、3年間の契約で九州最南端の南大隅町に移住して巻き起こっていくストーリー。
根拠のない自信とプライドは一丁前の女性が、移住早々いかにもな田舎のコミュニティや行政の仕組みに翻弄されて行く流れはわかりやすくて良いけれど、なんだか妙に上っ面。
いざマルシェ!の流れになってから妙にテンポが悪いし、ステージ上で語ったことで奮闘する姿こそみせるところじゃないんですかね?
地域おこし映画としてはそれなりな感じだけれど、結局序盤に企業や役所の面接とか自治会長に問われたことへの答えってありましたかね…という感じ。
ちなみに一瞬しか映らなかったけど、自分は海よりくじら推し。どうでも良いですね。
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