層間騒音のレビュー・感想・評価
全33件中、21~33件目を表示
韓国の団地って…
■ 作品情報
集合住宅で発生する生活音を題材にした韓国のホラー映画。監督: キム・スジン。主要キャスト: イ・ソンビン、キム・ミンソク、ハン・スア、リュ・ギョンス、チョン・イクリョン。脚本: キム・スジン、イ・ジェヒ、キム・ヨンファン。製作国: 韓国。
■ ストーリー
聴覚障がいを持つソ・ジュヨンは、疎遠になっていた妹ジュヒが失踪したことを知り、妹が暮らしていた古い団地の部屋を訪れる。ジュヨンが足を踏み入れた妹の部屋は、天井に防音シートがびっしりと貼られた異様な状態だった。そこへ、下の階に住む男が騒音に対する苦情を言いに来るが、部屋にはジュヨンしかいないため、不可解な状況にジュヨンは困惑する。妹の行方を追うジュヨンは、補聴器を通して聞こえる、人ではないような得体のしれない不気味な音に悩まされ始める。ジュヨンは、妹の失踪と、団地で頻発する原因不明の騒音、そして怪しい隣人の存在に隠された恐怖の真実と対峙していくことになる。
■ 感想
普段は避けているホラー映画ですが、最近マイルドなものやコミカルなものを通して少しずつ耐性がついてきたこともあり、ちょっとハードルを上げて思い切って本作に挑戦してみました。公開2日目の鑑賞でしたが、客入りはまずまずで、ホラー作品への需要の高さに改めて驚かされました。
率直な感想としては「怖かったけれど、なんとか耐えられた」というのが正直なところです。妹の失踪をきっかけに、その原因と深く関わっているらしい奇妙な異音の謎を追う展開は、じわじわと作品世界に引き込みます。団地の住人たちが少しずつ事件に絡んでいき、真相へと迫っていく過程は、なかなか興味深く感じます。
終盤で事件の真相が明らかになったかに見えても、なお多くの謎を残し、不穏な空気を漂わせたまま幕を閉じるラストも、悪くなかったです。全体を通しては、予想していたほどの強烈な恐怖ではありませんでしたが、やはり「いちばん怖いのは人間」ということを再認識させられる内容でした。
それにしても、韓国の団地が舞台の映画には、常に何かが起こるという印象があります。自らの要求を声高に主張する国民性ゆえか、団地という閉鎖された空間は、人間の本性が剥き出しになりやすい格好の舞台なのかもしれません。この作品でも、そうした人間模様が恐怖を際立たせていたように思います。
【”ドンドンドン、キキー!そして哀しきミセスノイズィ。”今作は、序盤は”楽勝!ホラー耐性ついて来たね!”と余裕で観ていたが、後半の怒涛の恐ろしき展開にビビった作品。ハンマーは痛そうだから嫌だなあ。】
ー ドーモ。
ホラーチキンを徐々に脱しつつあるNOBUです。
今作、最初は2000年公開の秀作邦画「ミセスノイズィ」のホラー版みたいな感じかなあ、と思いながら劇場へ。
今作は、序盤は
”楽勝じゃん!そんなに上下階の部屋の音が気になるなら、オイラみたいに庭付き一戸だけの防音完璧の注文住宅に住めばいいじゃん!”などと、ぶん殴られそうなことを考えつつ、(冗談ですよ、ジョーダン。)踏ん反り返って鑑賞。(お客さん、5人でした。)
だーが、徐々に怖くなってきて、椅子に座り直して鑑賞続行。
そうだなあ。ジュヒが行方不明になった団地の真相がチョイ、分かって来たところからかなあ。
ジュヒの姉、ソ・ジュヨンが難聴者ながら頑張って、ジュヒの部屋の上下階の人に状況を聴いたり、不気味な騒音クレーマー男が現れたりしつつも、真相に近づくところまでは、マア大丈夫。
けどねえ、あの親切そうなオバサンがねえ。マア怖い。
そりゃ、子供の走る音を、”五月蠅いっ”て言われて、外に出したら惹かれちゃったら、オカシクなるよなあ。チョイ、悲哀も感じたよね。オバサン、泣いてたもんな。
ハッキリ言って、突っ込み処もあるのだけれども、オイラは面白怖く鑑賞したよ。
ラストの描き方も、イヤーな感じだよねえ。
ホラーは、イヤーな気持ちで鑑賞後に映画館を観客を送り出す作品が、宜しいもんです。
男の子が言っていた”嫌なモノを聞いていると、死んじゃうよ。”が全てを物語っている作品ですね。じゃーね!-
空室多くね?
団地に住み始めて以来騒音がーと騒いでいた妹が失踪したした知らせを受けて、妹探しをする聴覚障害を持つ姉の話。
少し前まで妹と住んでいた団地の604号室に行ってみたら、ドアには頼むから静かにして下さいって張り紙があり、天井には防音材が、そして不穏な音が…。
聴覚障害と言っても補聴器をつければ普通に聞こえるレベルなんですね。
妹はどこへ?は勿論だけれど、異音はどこから?何を訴えている?という展開だけど…ジャージボーイはなんでそんなに知ってるの?そしてK国は地下が好きだね〜。
そしてそして、団地の評判がどうのって、人が失踪する以前の問題じゃないっすか!?
怖さや不気味さを愉しむという意味ではとても良く出来ていたのかも知れないけれど、音の出どころにしても、ラスボス以外の襲ってきたヤツにしても、憑依する条件にしても、警察が見つけられなかった扉や空間にしても、なんだか都合が良いというか、この世界観にしてもどういう理屈でなんなのか良くわからず。
話しの筋が通っていてこその納得感とか面白さだと思うんだけどな…。
マンション騒音ネタ
また新しい騒音トラブル映画でした。
併せて必ず誰かが失踪する(笑)
その中でもこの作品は面白かったし、ちょっと怖かった。
でも色々鈍い自分でも読めた。
・イカれたクレーマー男性は死ぬ
・犯人はあのおばさん
・妹は死んでる
・見つけた妹は幻
・ギフンさんは変貌し死ぬ
・意外と会長はいい人
恐怖のASMR
怪異か殺人鬼の仕業かは貴方の目で確かめて下さい…
集合住宅ならではのあるあるとホラー要素を掛け合わせた意欲作でした。
極度の難聴である主人公が、実家のマンションで起きる様々な異変に巻き込まれていくストーリーです。上階から聴こえる奇妙な騒音と妹の失踪、他のマンション住人との微妙な関係性の中で全てのバランスがよく取れていて最後まで飽きさせずに観られました。
個人的には会長の息子が一番真実に近いところにいるというのが良くできているなと感じました。純真無垢なゆえに余計なフィルターや思惑に左右されずに、何が起きているのか把握できていたのかと。
視聴後にアレコレと考察できるようによく組み立てられているストーリー。ラストシーンが全てを物語っているなと思いました。新しく越してきた住人には見えていない妹の姿、主人公も他の先住人と同じく精神に異常をきたしてしまったんだなと…っていうかそもそも貴女、妹の彼氏撲殺しませんでした??
音鳴りさん、が怖い
細部の詰めが甘くて不完全燃焼
無難な作品ではある
No sound please
妹ジュヒと4日も連絡が取れないと1本の電話が入り、ジュヒの住む崩壊寸前マンション604号へと向かう聴覚障がいのある姉ジュヨンに起こる話。
以前は姉妹で住んでいたマンション、騒音絡みの理由で喧嘩をし姉は会社の寮住まい、妹はマンションに残り…、妹が誕プレに用意してた補聴器と部屋に残るスマホ騒音記録をリンクし聞いてみれば…。
以前は聞こえなかった音が聞こえ感じる恐怖のなか、行方のわからないジュヒ…地下室の鎖施錠部屋といい、地下のごみ溜めを覗く子供、突然の耳鳴りと…呪い?人為的?のなかで観てるこっちも中々の恐怖を感じながら。
話は少し進み1人話の通じる上の階の奥様…。
観終えれば人為的、呪いと絡みあって見せた本作楽しめた。てか妹さんは助けたと思ったら…、騒音問題も解決してませんねって事で続ありなのかな?!
全33件中、21~33件目を表示









