劇場公開日 2025年10月24日

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ドライブ・クレイジー タイペイ・ミッションのレビュー・感想・評価

全22件中、1~20件目を表示

4.0グイ・ルンメイの多彩な魅力を愛でる一本

2025年10月31日
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鑑賞方法:試写会

笑える

楽しい

興奮

グイ・ルンメイが初登場シーンで「ティファニーで朝食を」のオープニングを再現して早々に楽しませてくれる。アジアの女優でオードリー・ヘプバーンを真似してさまになるのは彼女か深津絵里くらいだろう(個人の感想)。劇伴で「ムーン・リバー」が流れるベタさがリュック・ベッソン製作らしくていい。エレガントなレディが真っ赤なフェラーリを駆って台北の街を爆走、という流れも上々のつかみだ。

2014年の「薄氷の殺人」でのファム・ファタールが高評価されたこともあってか、2019年の「鵞鳥湖の夜」、そして今年9月の「Dear Stranger ディア・ストレンジャー」と暗めなキャラクターが続いたグイ・ルンメイ。だが今作で彼女が演じるジョーイは、スーパーカーもバギー車も乗りこなす天才ドライバー、麻薬密売で財を成したクワン(サン・カン)と愛のない結婚をした妻、一人息子に愛情を注ぐ母親、昔の恋人ジョン(ルーク・エバンス)と思いがけず再会して心を乱される一人の女といった具合にいくつもの顔、多彩な魅力で観客を楽しませてくれる。

市街や山道でのカーアクション、ホテルでの銃撃戦などは、リュック・ベッソンが関わった映画らしく派手で刺激的。とはいえ、逃げるクワンが運転する車に、路地を走って追いついたジョンが横からダイブするなど、あり得そうもない大雑把な描写も散見され、それもまたベッソンらしいといえばらしいのかも。細かいことは気にせず、グイ・ルンメイを愛で活劇を気軽に鑑賞するのがいいだろう。

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高森郁哉

5.0かなり面白かった。楽しめました。

2025年11月13日
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鑑賞方法:映画館

楽しい

ツッコミどころはあるけれど、わたしは楽しめました。3回観に行きました。

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あくび

3.025-129

2025年11月2日
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カーアクションであり、
ラブロマンスであり、
家族愛であり、
刑事ものでもある。

いろいろ混ぜこぜなんだけど、
イマイチ盛り上がらなきねぇ😫

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佐阪航

3.5グイ・ルンメイ美しい!

2025年10月31日
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何となーく観に行ったら、予想外に面白かった!
週末にこういう映画をサクッと観る楽しさよ。

フェラーリとラリーカーのカーチェイスシーンが見応えあり。
ストーリーは王道ながら、無駄のない編集ですっきり纏まってるのが好感。
サン・カンの悪役、なかなかいいね。
主人公の疾走シーンの早回しがちょっと気になったけど、まあ瑣末なこと。

普段ハリウッド映画ばかり観てると、舞台が台北だったのも新鮮。旅行行きてー。

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Duchamp

4.0タイトルって大切だよね。

2025年10月31日
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鑑賞方法:映画館

原題は「台北の週末」みたいだけど それじゃーねー。
カーチェイスも 調理場の乱闘も えがったす。
試乗のフェラーリには ちと無理があったが
映画なので あのくらいしないと つまんないもんね。
ルンメイさんの エレガントなお姿
たーまーりーまーせーん。(^Q^)/゚

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Hammer69

2.5面白いんだけどどこか盛り上がりに欠ける

2025年10月31日
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ストーリーはよくある感じで
アクションシーンもちゃんとしてるんだけど
何かこう盛り上がりに欠ける気がする

そして効果音がしょぼい
さらにラストが尻すぼみ

ラスボスの側近みたいな強キャラ感出してたヤツがあまりにもあっけなく退場する

突っ込み所はいろいろにあるけど
まぁアクション映画だし
こんなもんでしょう

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龍神

3.5グイ・ルンメイ姫

2025年10月29日
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が朝食食べてるところであれ、見たかったのと違うと思いました。中盤から見たかったグイ姫になったから良かったです。この人は鵞鳥湖が一番良かった…クワン役の人は高橋克典さんにしか見えない…

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michi

2.0キッチンスタジアム

2025年10月29日
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鑑賞方法:映画館

定期的にリュック・ベッソンを摂取しないと、禁断症状が出るというやっかいな持病がある。「ANNA」には満足したけど、「DOGMAN」は消化不良で、DVDで「マラヴィータ」を再見したら、ようやく落ちついた。本作はベッソンは脚本と制作だけで、監督は知らない人だが、一応ベッソン印が付いているので鑑賞してみることに。
前半厨房での中華鍋が大活躍する派手なバトルはなかなかの見せ場だ。「ジュラシック・パーク」のヴェロキラプトルと子どもたちの攻防、「レミーのおいしいレストラン」のコックと鼠の攻防と並ぶ、キッチン名場面ベスト3というのはいささか誉めすぎか?
残念なのは中盤でジョン・ロウラーとジョーイのそもなれそめを回想するシーンになると、物語がダレること。一人の女性をめぐって敵味方でさや当てするとかは、「ANNA」でも見たし。
銃撃戦を散々やったあとで銃を捨てて殴り合いをする展開はほかでも時折見かけるが、意味がわからないし、しらける。
グイ・ルンメイは一度見たら忘れられない個性的な顔立ちで、ディアオ・イーナンの「薄氷の殺人」や「鵞鳥湖の夜」では幸薄そうな役柄だったが、それに比べると本作の彼女はだいぶはっちゃけている。
邦題はあまりに安直すぎないか?ま、原題の「台北の週末」だと恋愛映画と間違えられそうだけど。
台湾にも名古屋モード学園みたいなねじれたビルがあるのにびっくりした。

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梨剥く侍

4.0老け若自由自在

2025年10月28日
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ステイサム程強すぎず、Taxi程車勿体ねぇともならず、いい感じのベッソン味。

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みのまる

3.5リュック・ベッソン製作による某ハリウッド大作風アクション

2025年10月28日
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楽しい

興奮

【イントロダクション】
リュック・ベッソン製作。台北を舞台に、アメリカ麻薬取締局の捜査官が因縁の麻薬王と対決。かつての恋人との再会を果たす姿を描くフランス・台湾の合作のアクション・スリラー。
リュック・ベッソンが代表の「ヨーロッパ・コープ」が台北映画委員会の支援を受けて製作・配給し、台湾の台北で撮影が行われ、舞台も台北である。リュック・ベッソンは共同脚本にも参加。
主演は『ワイルド・スピード EURO MISSION』(2013)のルーク・エヴァンス。ヒロインに『薄氷の殺人』(2014)のグイ・ルンメイ。麻薬王クワン役に『ワイルド・スピード』シリーズのサン・カン。監督・脚本にジョージ・ホアン。

【ストーリー】
アメリカ麻薬取締局(DEA)の捜査官、ジョン・ロウラー(ルーク・エヴァンス)は、中華料理店への半年間に及ぶ潜入捜査にて、台湾の魚介類商売による億万長者クワン(サン・カン)が裏で行っている麻薬密売の証拠を探っていた。一緒に潜入捜査していた仲間の正体がバレた事で、料理店を半壊させる程の騒動に発展してしまうが、倉庫に運び込まれていた大量のコカインを押収する事に成功する。

しかし、それだけではクワンを窮地に立たせるには至らず、ジョンは決定打となる情報を欲していた。そんな中、台北から匿名でクワンの会社の帳簿を提供するというメールが届く。ジョンは上司に報告するが、匿名の密告には信憑性が無いとして却下され、先日の騒動もあり捜査から離れて休暇を取るよう促される。諦めの付かないジョンは、休暇を利用して偽名で台北へ向かう事にする。

一方、台北ではクワンの会社は内部告発によって漁業に関する違法行為についての裁判に立たされ、世間の注目を集めていた。15年前のある出来事をキッカケに、彼と強制的に結婚させられていた妻のジョーイ(グイ・ルンメイ)と息子のレイモンドは、クワンとの生活を受け入れざるを得ない状況にあった。しかし、レイモンドはクワンを父親として受け入れてはおらず、彼の事業によって大量のイルカを殺害している事から犯行的な態度ばかりを示していた。

ある日、レイモンドはクワンと部下達から拷問を受ける。会社の違法行為を密告し、帳簿を盗んだのは彼だったのだ。金庫に取り付けられていた監視カメラの映像からその事が判明し、クワンはレイモンドに帳簿の行方を尋ねる。その時既に帳簿はジョンの宿泊する「マリオットホテル」に届けられており、ジョンは匿名のメールが本当であった事に驚きつつ、帳簿に記載されていたクワンの麻薬取引の記録を入手する。帳簿が人の手に渡った事を知ったクワンは、部下達にジョンを始末し、帳簿を回収するよう向かわせる。

ジョーイとレイモンドは隙を突いてクワンの拘束から脱し、ジョンに助けを求めて彼の居るマリオットホテルへ向かう。レイモンドはクワンに偽の部屋番号を教えていた為、ジョーイ達はクワンの部下達より先にジョンと出会う。しかし、実はジョンとジョーイは15年前に恋人関係にあり、レイモンドはジョンの息子だったのだ。

【感想】
リュック・ベッソンが代表取締役を務めるフランスの製作スタジオ「ヨーロッパ・コープ」による本作。カーチェイスを取り入れたシナリオ、出演にルーク・エヴァンス、サン・カンという顔触れから、ハリウッドの特大ヒットシリーズである『ワイルド・スピード』シリーズを模倣しているのは明らか。
内容も潜入捜査官と美しいヒロインのロマンス、麻薬王との対決と、あちらのシリーズでやって来た内容の継ぎ接ぎで、新鮮味は無い。
このように「ヒット作品の要素」の詰め合わせ作品なのは間違いないが、だからこそ、極端につまらなくはならないとも言える。そんな内容だからか、パンフレット制作なしというのは些か残念。

特に、ジョンが中華料理店の厨房でクワンの手下達と繰り広げるアクションは前半の見せ場として面白かった。打撃の効果音が控えめで迫力不足な印象は拭えないながらも、閉鎖空間でのアクションの組み立ての面白さと主人公の格闘センスを存分に味わう事が出来る。
ジョンの立場やクワンとジョーイ達の関係性、ジョンが台北に向かうまでの流れがテンポ良くスムーズに描かれており、前半部分のストーリーテリングは見事である。

しかし、そんな前半のテンポ良いストーリー展開から一転、中盤でジョーイの実家である漁村へ避難し、2人の出会いが語られ出した辺りからストーリー展開のテンポが急激に失速し出し、終盤に掛けてイマイチ盛り上がりに欠けたのが残念。特に、クライマックスのアクションは前半あれだけ頑張っていただけに、息切れせずに更なる盛り上がりを見せてほしかった。
ジョンとクワンによる映画館でのラストバトルも、観客の老夫婦の台詞が度々挟まれるのだが、完全に盛り上がりを阻害しており、せっかくの2人の頑張りを台無しにしてしまっていたのは残念である。

そんな本作最大の特徴は、天才ドライバーがヒロインのジョーイである点だろう。『ティファニーで朝食を』(1961)のオードリー・ヘプバーン風の衣装に身を包んでの登場、真っ赤なフェラーリをハイヒールを脱いでペダル操作を万全な状態で試乗し、制限速度も信号も無視して疾走する姿はハッタリが効いていて見応えがあった。演じたグイ・ルンメイの存在感も素晴らしく、その風貌は『ガメラ3/邪神〈イリス〉覚醒』(1999)の頃の前田愛を彷彿とさせる(奇しくも、両者とも1983年生まれ)。
しかし、そんな天才ドライバーとしてのキャラクター設定が後半は全く活かされないのは残念で仕方なく、非常に勿体ないと感じた。どうせならば、クワン達との熾烈なカーチェイスの果てにジョンとクワンの一騎討ちが見たかったのだが、製作費や台北での公道の撮影許可・スケジュール調整等が難しかったのだろうか。

主演のルーク・エヴァンスは、『ワイルド・スピード』では敵組織のボス役だったが、本作ではDEAの捜査官と立場が完全に逆転している。画力のある俳優なので、出ているだけで画面が画的に締まるのだが、過去回想での長髪姿は全く似合わないなと思った。あの短髪ヘアのイメージが定着しているからなのだと思うが。反面、銃を構える姿は素晴らしく、彼を主演に据える意味も分かる。

一方で、クワン役のサン・カンは、本作では麻薬王と悪役を演じている。悪のボスキャラとしてはイマイチ迫力に欠けるが、『ワイルド・スピード』シリーズで馴染みのある観客には彼の悪役姿は面白く映るだろう。

筋骨隆々でいかにもラスボス戦前に立ち塞がるNo.2の風格だったボロ(パトリック・リー)が、ホテルでの銃撃戦の迫力から一転、クライマックスでは車の運転手をしていたばかりにジョンの放った銃弾でアッサリ退場というのはあまりにも呆気なかった。普通、こういうキャラはジョンがクワンに挑むまで立ち塞がり続け、彼を乗り越えた先にクワンとの一騎討ちがあると思うのだが、そこはテンプレートから外してしまうのかと肩透かしを食らった。

他に印象的だったのは、オープニングでの『PAINT IT BLACK』のイントロとメロディアレンジだ。なんと、冒頭の女性ボーカルによる鼻歌は『ラスト・ウィッチ・ハンター 』(2015)の主題歌であるCiaraによるカバー版というマニアックさである。

ラスト、ジョーイはジョンとレイモンドとの家族旅行先のパリで、ジョンに第2子の妊娠を告げるが、ジョンが考えたように恐らく産まれてくる子供はクワンの子だろう。しかし、エンドクレジット中の映像では、家族4人仲良く新しい生活を迎えようとしている様子が映し出されており微笑ましい。何はともあれ、めでたしめでたしである。

【総評】
ハリウッド大作を模倣したストーリー、魅力的なキャラクター設定や一部アクションと、リュック・ベッソンが台北映画委員会の支援を受けつつ王道アクション映画に挑んでいる姿は好感が持てる。
しかし、物語後半では「もっと描き方あっただろう」と感じる場面が多く、せっかくの題材を生かし切れなかった印象。

良くも悪くも、気軽に鑑賞してすぐに忘れてしまうタイプの“消費型映画”だろう。

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緋里阿 純

3.0ツッコミどころは多いが許せる

2025年10月28日
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リュック・ベッソンが関わったアクション映画ならば観ておこうとなる。台北の大富豪が麻薬取引に関わっている証拠をつかむために、アメリカの麻薬取締局のエージェント・ジョンが休暇を使って週末だけ台北に乗り込むというお話。原題の「Weekend In Taipei」の方がしっくりくる。だって、「ドライブ・クレイジー」って言っても、運転するのはジョーイ役のグイ・ルンメイだから。たしかにジョーイの運転はクレイジーで、印象に残る要素ではある。だからそんな邦題をつけた気持ちもわからないでもない。ジョーイ役のルーク・エバンスは別のアクションでちゃんと見せ場が用意されているから主人公として一応納得のいく扱いだ。
息子のレイモンドがイルカを助けたいためにあんなに危険なことをしたり、それを麻薬取締局のジョンに連絡したり、あんなところに防犯カメラがあるのにクワンの部下たち(生き残ったやつら)が全く捜査されなかったり、地元の警察とはズブズブの関係と言いつつそれは関係なかったり、いろいろとツッコミどころが満載ではある。それでもそんなに酷いとは感じない。家族として再生する話と考えれば、まぁアリだ。一応アクション映画としてもそれなりに楽しめた。
また、グイ・ルンメイのいろんな姿(髪の長さやツンデレ両側面 )を楽しむ映画としてもアリではある。なんたって邦題が「ドライブ・クレイジー」なんだから、グイ・ルンメイの映画でもあるってことだ。

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kenshuchu

3.5おおらかな気持ちで楽しむといいかも

2025年10月26日
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楽しい

興奮

幸せ

■ 作品情報
監督: ジョージ・ホアン。脚本: ジョージ・ホアン、リュック・ベッソン。製作: リュック・ベッソン、ヴィルジニー・ベッソン=シラ。主要キャスト: ルーク・エヴァンス、グイ・ルンメイ、サン・カン、ワイアット・ヤン、パーネル・ウォーカー。製作国: フランス、台湾、アメリカ合作。英題: Weekend in Taipei。

■ ストーリー
麻薬取締局(DEA)捜査官ジョンが、億万長者の麻薬密売人クワンへの潜入捜査に失敗する。ジョンは、クワンの帳簿データを持つという匿名のメールを受け取るが、上司から休暇を命じられる。しかし、ジョンは休暇を装い台北へ向かい、メールの送り主であるクワンの養子レイモンドと接触を試みる。ジョンがレイモンドとの接触を図る際、事態を察知したクワンの部下たちとの銃撃戦に発展し、ジョンは窮地に立たされる。ジョーイは、息子レイモンドを守るため、そしてかつて愛したジョンとの再会という予期せぬ展開の中で、危険な追跡から逃れ身を隠すこととなる。

■ 感想
率直な感想としては、わかりやすくておもしろかったです。開幕早々、ジョーイが駆るフェラーリの圧倒的な疾走感に度肝を抜かれ、一瞬で作品の世界に引き込まれます。かと思えば、ジョンの潜入捜査が露見する場面では、狭い厨房での巧みなアクションと、そこかしこに仕込まれたユーモラスな演出のおかげで、こちらも見応え十分でした。この緩急のつけ方が絶妙で、この先の展開を期待させます。

ストーリーは偶然の連続でジョンとジョーイが再会し、共闘する流れになるのですが、これが不思議とそれほど気になりません。クワンの犯罪の証拠を巡る攻防ももちろんあるのですが、それ以上に、愛する女性を取り合う男たちの物語に見えたためかもしれません。そういう意味では、息子レイモンドと新たな命の誕生も絡み、壮大な家族の物語としてちょっと心に響きました。

一方で、悪役であるはずのクワンが、どこか哀れに見えてしまったのも印象的です。「これまでの13年間はいったい何だったんだ」という彼の恨み言には、思わず共感したくなります。でも、金にものを言わせた一方的な愛は、やはり報われないのでしょうね。

細かい粗は散見されますが、おおらかな気持ちでジョンたち家族の物語として見守れば、わりと楽しめるのではないかと思います。

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おじゃる

3.0リュック・ベッソンの名前につられたが、既視感満載、どこかで見た韓国製B級アクションのよう。もう古い。ディア・ストレンジャー」のグイ・ルンメイが唯一いい!

2025年10月26日
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リュック・ベッソンの名前につられて、つい期待してみてしまったが、いつかどこかで見た内容だらけの凡作で、まるで韓国製B級アクションのよう。
西洋人が主演だけど、それ以外はアジア人で、舞台が台湾というのが売りだけ。監督もアジア系らしい名前。
調理場でのアクションとか、面白いところもあるが、特にホテルでの襲撃とか既視感満載で新鮮味ゼロ、もう古い。
多数作られたリュック・ベッソンのエピゴーネンを散々観てるので、この程度の内容はごく普通以下。
唯一、「Dear Stranger ディア・ストレンジャー」のグイ・ルンメイ演じるヒロインが良かった。

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ITOYA

3.0ドライブ・クレイジー タイペイ・ミッション(映画の記憶2025/10/25)

2025年10月25日
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単純

リュック・ベッソンの安定感。有りがちなストーリーだが、家族ものの勝利か?

グン・ルンメイはゆっくり演技は高橋一生なんだよな、、、早い演技は違うけど。
サン・カンはスタイル良いな。ワイスピみたいなニヒル役以外の悪役も似合うわ。

ドンパチあり、カーチェイスありのアクションを観たい方にはオススメ。
(個人的評価6.5点/10点中)

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motorad_kira

2.5昔は長髪が流行りだった!

2025年10月25日
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台北を舞台に描いたカーアクション映画との解説だが、街中ロケの制限からか台北らしいシーンも少なく、アクションシーンがコメディなのに、それ以外のストーリーは真面目過ぎるテンポの悪さが気になる作品でした。100分間ですから、あまり期待せずに気軽に鑑賞するのが良いでしょうね。

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aki007

3.0物足りない

2025年10月25日
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ジョン?だっけ、なんか主人公なんだけどもたつくアクションでイマイチ
ストーリーも演出もデジャヴ、もう少し上手くできたんじゃね?

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Oyster Boy

2.5スリルまあまあ、笑いありのアクション

Kさん
2025年10月25日
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ルーク・エヴァンスのロングヘアの色気にやられた!

ジョーイのドライブテクニックも良かったが
CGがかなり荒くて残念💦

カン・サンの悪役ぶりは流石のひと言に尽きる。

ストーリーに難しい捻りはないので
ノンストップ・カーアクションを
素直に楽しむことができる作品。

過去の出来事などストーリーが進むにつれ、
ユーモアを交えながら徐々に判明していく。

父親と息子の出会い方は母親ゆずりと捉えるか、
都合がいいと捉えるか、意見が分かれそう。

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K

4.0期待度○鑑賞後の満足度◎ 安定した楽しさの娯楽映画だが、本作を特別たらしめているのは何よりグイ・ルンメイの魅力。

2025年10月24日
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鑑賞方法:映画館

①リュック・ベンソン製作映画にそれほど関心があるわけではない。ルーク・エヴァンス(渋くなったな)は嫌いではないが特別に好きな俳優でもない。本作を観たかったのは何と言っても、中国発の見事なフィルム・ノワールである『薄氷の殺人(日日焰火)』でファム・ファタールを演じて鮮烈な印象を残したグイ・ルンメイが出ているから。
そしてその魅力・演技は相変わらず健在であった。
『薄氷の殺人』での薄幸そうな佇まい、『鵞鳥湖の夜』での気だるい雰囲気、そして本作での気の強いながらもお茶目な一面も有りいの、母性愛溢れる一面も有いりのとアクションの合間に見せる多様な面を見せて、アクション映画に有りがちなステレオタイプのヒロインとは画するヒロイン造形を造形している、とアジア人女性でもハリウッド映画女優に負けない魅力と実力を兼ね備えている。

②カーアクション(冒頭から)・ガンアクション・格闘アクション(最後は殴り合いのボーナス)と様々なアクションを織り混ぜたアクション映画のフォーミュラ。緊迫感の合間に差し込まれるユーモラスなシ会話。スクリューコメディのようなジョンとジェニーの掛け合い。結構バイオレンスな描写が多い割には深刻にならない演出。展開が早いので馬鹿馬鹿しさやご都合主義が気にならない。
と、娯楽映画を面白くする要素が過不足なく盛り込まれている。

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モーさん

3.0ジョージ・ワシントンw

2025年10月24日
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台北を舞台に麻薬捜査官のジョンと麻薬組織のボス、その妻のジョーイ&息子が繰り広げるカーアクションムービーです。

フェラーリが街中を猛スピードで走るシーンや、厨房でのアクションシーンなどなど見せ場はそれなりにありますが、家族の関係を描いたホームドラマ感も強めです。(過去の回想シーンは全員がロン毛なところが気になってしまった…)

各キャラクターの造形も浅めなので、全体通してスカッとしない感じがありつつもマリオットでのアクションシーンにはテンション上がりました⤴︎

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Yum

2.5イルカ好きな自分に酔った少年

2025年10月24日
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単純

興奮

表向きは台湾の漁業王の麻薬王と彼のシッポを掴むべく休暇で勝手に台湾にやって来たDEAのエージェントの話。

おくすり絡みではないけれど、夫が捕まりそうなピンチにホリー・ゴライトリー:気分で散財しまくりの妻…と思ったら、どんなドラテクだよ!なやり過ぎスキルを見せびらかして始まって行く。

あれ?夫婦上手く行ってない?というか完全に夫から一方通行ですねと思ったら子供も連れ子で嫌われ者の麻薬王ですか…。

なんだかかなり都合よくレイモンドとジョン、というかジョーイとジョンが繋がるのね。

ジョンやクワンは良かったけれど、どうも母子のキャラがスカしているし、背景の作り込みも希薄でなんだかね…。

コミカルな描写も取ってつけたようなものばかりのグズグズで、テンポを乱し悪い方向に作用しているところが多過ぎるし。

決してつまらなくはないのだけれど、どうもノリきれずハラハラもワクワクも殆ど感じられなかった。

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Bacchus