「毒親の娘達」万事快調 オール・グリーンズ しろくまさんの映画レビュー(感想・評価)
毒親の娘達
東京国際映画祭にて
劇場公開は2026年1月16日
原作未読
まず彼女達のやってたことは立派な犯罪です
大麻を栽培して売ってたのだから
そこは高校の同好会活動だと割り切って楽しく鑑賞しましょう🙇♂️
序盤は少しストレスが溜まりますが、「オールグリーンズ」結成以降は一気に結末まで流れます(そこそこ笑えたりもします)
ラップに興味がない方(自分もそう)にはそこもストレスになるかも
もっとダークな感じに仕上げることも、逆にもっと笑える感じに仕上げることもできるストーリーだと思いますが、丁度いい塩梅かと
(超簡潔あらすじ)
仲が良かった訳でもない高校2年生3人(秀美、美流紅、真子)が「金儲けして街を出る」ために学校の屋上で大麻栽培を始めるために園芸同好会「オールグリーンズ」を結成
3人とも家庭環境は悪い
大麻の種はラッパーの秀美がDJに暴行されそうになった時に盗んだ物
その時秀美はDJを半殺しにしてます😱
他に販売担当の3年男子2名(同性愛者)と化学部の1年男子(真子の後輩)がメンバーになる
売り上げは1千万はあったようです
半殺しにあったDJが復活して秀美に金を要求してきます
3人は大麻を全部処分して逃げる計画を立てますが東京で悪い奴らに騙され失敗😅
卒業式の日秀美は1人屋上でDJを待ち栽培していたビニールハウスにガソリン?を撒き火をつける😱
燃える大麻の影響で皆んなハイになり大混乱
秀美は走って校門を出て行く
テロップで3人のその後の平凡な人生が流れ観客をホッとさせる
が、美流紅が「そんなことあるわけないだろ!」みたいなセリフを観客に向かって叫びエンド
この終わり方が潔ぎよくていい
(オマケの既視感?⇦どうでもいいことです)
秀美を演じる南沙良さん「愛されなくても別に」に続く毒親の娘役がサマになっているなと
美流紅の小指のことで先週観た「Mrノーバディ2」のハッチの小指のことを思い出しました
エンドロールの脚本協力に城定秀夫監督の名前をみつけて1月に公開された「嗤う蟲」も大麻栽培やってたことを思い出しました
秀美が読むハインラインのSF小説「夏への扉」の文庫本は「サマーフィルムにのって」でビート版も読んでました(金子大地さんが両方出演してたりします)
