「チーズづくりの道は1日にして成らず」ホーリー・カウ Yumさんの映画レビュー(感想・評価)
チーズづくりの道は1日にして成らず
フランスのジュラ地方でチーズ職人だった父の死をきっかけにコンテチーズ作りを始めるトトンヌのお話です。
ケンカっ早くてやんちゃなトトンヌのチーズづくりが当たり前だけどうまく進まない感じが良い。小さくて可愛い助手(妹)は冷静なご意見番となる重要人物です。作品自体は感動の“はじめの一歩”物語ではなく、これからトトンヌのチーズ作りの人生が始まっていくといった感じでワクワクしました。
そして車の横転レースはジュラ地方の伝統的なものなのだろうか…
上映後はコンテチーズの食べ比べイベントがあり熟成期間の違うコンテを頂きましたが、熟成度合いだけでなく牛が何を食べて育つかで変わってくる味わいの違いに舌を巻いたのでした。
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