「青春時代に抱くコンプレックス」ひとつの机、ふたつの制服 ファランドルさんの映画レビュー(感想・評価)
青春時代に抱くコンプレックス
90年代後半の台北。有名高校の全日制と夜間部で同じ机を共有し、仲良くなる二人の女子高生。
夜間部生が主人公で、制服は同じだが文字の刺繍の色で区別され格下に見られることへのコンプレックス、そこから、見栄を張った無理な行動など、感情豊かに表現していて瑞々しかった。
華奢で眼鏡の主役チェン・イェンフェイはじめ、出てくる女性はみな可愛らしいのだが、話し出すと、まくしたてるような騒々しさ(日本人にはそう感じられる)で、かなりガッカリしてしまった。
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