白昼夢のレビュー・感想・評価
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当たるも八卦当たらぬも八卦で😌
私は面白かった。観たいと思う方の期待は裏切らないと思います。
ここでは評価が低かったですが、私は面白かったです。
辻褄が合わないところはありますが、観ていてストレスは感じませんでした。
のぞき見をする心理描写、隠し撮りの見せ方、嘘の行動など、上手く描けていてドキドキさせられました。
クライマックスに差し掛かるところでタイトルを出すのも面白いと思いました。
一方では太郎の嘘や内緒の理由や課程など、“秘密”をもっと見せた方が良かったのかなとも思いました。
あと、これが作品自体の結末になりますが、太郎が華恵を殺したのはなぜか、渡会は最後はどう解釈したのか、は不明確ですが、まあ観た人に委ねられるというのはよくあるパターンですね。
これで「江戸川乱歩没後60周年記念」の3作品をすべて見ました。
この「白日夢」だけ舞台挨拶に行けなかったのは残念。
江戸川乱歩作品特有の現実と仮想の世界観の描写は上手く描かれていたと思います。
そして3作品それぞれの主演女優が魅力的でした。
純粋なイメージの方々が体当たり演技だった(主にはラブシーンですが)のは嬉しいやら悲しいやらでもありましたが。
地味で真面目だった女性が堕ちていったり別人格になったりするのに適役でした。
原子の振動
マンションの階下の夫婦を覗き見る塾講師の男と、覗かれている新婚夫婦の話。
他人様が人前ではみせない別の顔を覗き見るのが好きな男の幼少期をちらっとみせて、大人になった男の住居の階下に、今年の春越してきた夫婦を除いて盗み聞きして始まっていく。
「湖畔亭事件」の男が「白昼夢」を覗くという体の話しらしい。
朝から除いて出勤時間も合わせてストーキング…あれ?嫁の方は…?
そして夫婦のパッション…あれ?やっぱり嫁…!?
ある日夫の後をつけたら駅スルー!?からの、ことが巻き起こって行くけれど…えっ?そういう話し?からのえっ?そういうこと?どこから?
更にそこからえっそういうこと?と意外な展開の連続ではあるけれど、それが面白いかはまた別の話し。
なんだかぬろ〜っとしたお話しで、自分には刺さらず。もっとどろっとしていた方が好みかな。
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