ザ・フー ライヴ・アット・キルバーン1977のレビュー・感想・評価
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かっこいい!
Whoの曲は好きだけど一部のアルバムしか知らない、メンバーの名前はピート・タウンゼントしか知らない、ライブ映像見たことない、1977年のライブがWho's Nextの前なのか次なのか分からない、というほどの知識で鑑賞。
開始早々、映像のライブ感と小さい音量とのギャップに少し残念に思うも、それでも彼らのパフォーマンスは圧巻でした。ピート・タウンゼントの有名な腕回しはあんなに頻繁に腕を回してるなんて思わなかったし、チャック・ベリーのオマージュみたいな動きもあったり、とにかく動き回る人なんですね。キース・ムーンのあの狂気じみた(実際ヤク中だったようですが。。)ドラムもかっこよいし、ロジャー・ダルトリーのランニングドリルをやってるような歌い方もダサカッコ良い。そうした動きの多いメンバーの中で一人佇むジョン・エントウィッスルのギャップもクール。
圧倒的
これがいつものThe Whoなのだろう 素晴らしかった!
The Whoのライブは生で観たことはない。しかも観たことあるライブも何かのフェスだけ。だから本作を劇場で鑑賞できたのは貴重な体験だった。全ての曲を知っていた訳ではないが、それでもほとんどの曲を知っていた。やっぱり楽曲がどれもいい。
ステージパフォーマンスもThe Whoっぽさ全開。ロジャー・ダルトリーがマイクを振り回し、ピート・タウンゼントが縦横無尽に動き回り、キース・ムーンが乱れ打ち、ジョン・エントウィッスルが淡々と速弾きする。ロジャー・ダルトリーのアクションが微妙にダサいのもご愛嬌。キース・ムーンのドラムはあんなに太鼓が多いのかと驚いた。
個人的にカッコいいと思うバンド・アーティストのライブは、カバー曲が彼らのオリジナルのようにハマっていて、音源以上の演奏を聴かせてくれる。このライブはまさにそれ。今度来日することがあれば今度は観ておきたい。こんな演奏はもうできないと思うけど。
キースムーンの演奏は、生きて在る魂の叫び
腕ブンブンぶん回しが最高だ!
「キッズ・アー・オールライト」をVHSで買って観たのは、はや40年前か? NHKで放送した「カンボジア難民救済コンサート」以来、待望の動くTHE WHOの面々だった。今ではYouTube等で幾らでも観ることが出来る状況とは違い、「フイルム・コンサート」なるものを「ぴあ」で探して出掛けていました。懐かしくて涙が出てくる。「ババ・オライリー」も「ウォント・ゲット・フールド・アゲイン」も「キッズ・アー・オールライト」で使われたライブ映像とは別テイクで、楽しみが倍になった。この収録での「恋のピンチヒッター」が最高だ!ライブ終わりスタッフロール・ベースで流れていた「不死身のハードロック」があれば、と妄想するのは欲張りかな。
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