「ドロ試合」ゲイラン Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)
ドロ試合
シンガポールの芽籠で巻き起こる私利私欲にまみれた下品なヤツらの輪の話。
国会議員選挙と風俗店員の死体が見つかったニュースが流れる中、襟足の長いチンピラ社長の経営する風俗店に黙した男が来店して巻き起こっていく。
いきなり風俗店での一悶着と思ったら、今度はバーで面倒くさい客からオネエさんを庇う天使プロジェクト、そして追跡される襟足ロン毛、と群像劇の様に進行して行き…。
それにしてもどこから連れ出しどうやって運んだの?は置いといてw、なんだかみんな生臭い匂いがプンプン。
何週間前だとか何日前だとか、ちょろちょろと後出しネタバレが挟まれる見せ方で最初はあまり気にならなかったけれど、それがあまりにも頻繁だし、何から何までそこはどうでも良いよというところまで説明されて、あまり構成がうまくないのかなとも。
まあこういう話し自体はどこかでみたことがある様な話しではあるけれど、どんどん輪っか小さくなっていくしどんどんクソっぷりがみえてくる展開がなかなか面白かった。
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