「テレビドキュメンタリー番組との違い」栄光のバックホーム てつさんの映画レビュー(感想・評価)
テレビドキュメンタリー番組との違い
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熱狂的な阪神ファンの友人から、11月9日テレビ朝日系放映のドキュメンタリー番組『奇跡のバックホーム』の視聴を勧められ、その劇的な生涯を初めて知り、番組のなかで本作の紹介がなされていたので、観ることにした。本作では、主人公が6歳のとき、阪神の背番号24の選手に憧れを抱いたことから始まるが、ドキュメンタリーでは、そうした経緯や高校生時代の話、女友だち絡みの話は一切ない。ただ、背番号1なのに、ピッチャー場面がなかったのが不思議。プロにはいってからは、ドキュメンタリー番組の進行とほぼ同じだが、ドキュメンタリー番組でよく証言していた同期入団の梅野選手が一切出ていなかった。医師役3人の出演がもったいない気がするし、掛布氏役、川藤氏役は、かなりイメージと違った。母親が熱心で父親が引き気味なのは、『桜色の風が咲く』とも共通している。リハビリ中のキャッチボールやノックをするトレーナー役の上地雄輔氏は、まさに嵌まり役であろう。ドキュメンタリー番組でも、主人公が亡くなる時刻辺りに起きたことを北条氏が話すのと同じ場面が本作でもあり、プロ戦力外後も主人公の生き方に恥じないように頑張っている様子が描かれていたが、本作では主人公が病床から𠮟咤激励す様子が、さらに一歩踏み出している。ドキュメンタリー番組では、最後にもう一度バックホームの場面をもってきて、山場をつくるので、本作でもそういう演出もあって良かったのではないかと感じた。
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