「あくまでテレビサイズ作品」栄光のバックホーム ゲゲジロウさんの映画レビュー(感想・評価)
あくまでテレビサイズ作品
試写で拝見しました。応援したい気持ちはありますが、現実的にはなかなか厳しいという印象でした。
作品は“死という結末がわかっている”状態で観ることになります。そのため観客はどうしても物語の展開や時間配分を冷静に計算しながら見てしまい、想像の範囲を大きく超える展開がないことで、中盤に中だるみを感じ、何度か時計を確認してしまいました。
これは実話ゆえの“強み”でもありますが、同時に大きなハンデにもなっていると思います。
全体的にキャストが弱く、ジャンルとしては24時間テレビのドラマをイメージしました。テレビサイズの物語であり、映画館に足を運ぶ層は阪神ファンが中心になるのではないでしょうか。
横田選手へのリスペクトはもちろんありますが個人的には強い感情移入をすることが難しい作品でした。
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