さよならはスローボールでのレビュー・感想・評価
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楽しめる人を選ぶ作品だけども、楽しんだよ
みなさんのレビューを見たら、う〜ん……観るかどうか考えちゃったけど...
なんかいい
【”盗塁するデブを照らす夕陽って、最高に綺麗だな。”今作は、取り壊しが決まった野球場で、最後の草野球の一戦を交えるオジサンたちの姿をゆるーく描いた、米国の野球文化への愛と苦笑が入り混じる作品である。】
ー 原題は”EEPHUS”である。初めて聞く単語なので調べたら”山なりのスローボール”って意味らしい。
  成程ねぇ、映画の中でも”山なりのスローボール”が披露されるし、映画自体が”山なりのスローボール”見たいだったもんな。クスクス。ー
■中学校建設のため、取り壊しが決まった球場”ソルジャーズ・フィールド”では、最後の草野球の試合が行われた。(ムッチャ、簡単な粗筋。だって、粗筋は”オジサン達が草野球をしました。終わり。”なんだもん。)
◆感想<Caution!内容に触れています。>
・と、書くと猛烈に感動する展開が繰り広げられるのかと思いきや、内容がマア緩い、緩い。青いユニフォームのチームは、ナント、試合開始時間になっても選手が8人しかいない。一人遅刻である。オイオイ。
・パイプ椅子に座って、慣れた感じでスコアを付けるお爺さん、フラニー。
・試合は、両軍の選手の野次やどーでも良い会話などが挟み込まれ、遅々として進まない。マア、野球って試合時間が長いけれど、この映画の試合は度を越して長いのである。お喋りしていないで、さっさとファスト・プレイしなよ!クスクス。
・青いチームのピッチャーのオジサンの投げ方が、個人的にツボにはまる。両肩を羽みたいに広げてから投げるのだが、何か可笑しいのである。
 序でにこのピッチャーは、鬼の様にビールを飲みまくり、途中で”俺、もう投げれない”などと言い、休憩したりするのである。野球を舐めてんのか!クスクス。
 と思ったら、他の選手たちも、ベンチでプシュプシュとビールを開けてぐびぐび飲むのである。一体何本飲んでるんだ!
 超太ったオジサンが試合前にビール2ケース持ってきてたけれど、全部なくなったんじゃない?
・赤いユニフォームのピッチャーも、途中で姪の洗礼式に呼ばれて試合中なのに帰ってしまうのである。オイオイ。
 で、登場した観客の”昔、ソルジャーズ・フィールド”で投げていたという白髪長身のオジサン、リー。だけど、直ぐに何処かに消えてしまうのである。
■ちょっと良いなと思ったのは、スンゴイ試合が遅れているのに、7回になると誰かの選手の娘さんが、”私を野球に連れて行って。”を歌い、選手一同が整列して一緒に歌うシーンかな。アメリカだなあ、と思うシーンである。
・だーが、試合は更に伸びて審判は帰っちゃって、代わりにフラニーが双眼鏡で試合を見ながら、審判をするのである。クスクス。
 で、到頭、夜になっちゃって、”どーすんのかなあ。”と思っていたら、皆の車のヘッドランプで球場を照らして、バッチオーライである。
 けれども、一人は自分の車で脱走するのである。オイオイ。
<イヤー、今作は今までソコソコ映画を観て来たけれども、その”ゆるさ”では生涯ベスト5に入るなあ。そして、試合がナント押し出しで終わって、フラニーは森の中に消えて行くのである。
 成程なあ。リーもフラニーも、野球の神様か何かだったんだね!
 今作は、取り壊しが決まった野球場で、最後の草野球の一戦を交えるオジサンたちの姿をゆるーく描いた、米国の野球文化への愛と苦笑が入り混じる作品なのである。>
「終わるまで終わらない」ヨギ・ベラ
オッサンだらけの最後の青春の一ページ
走るデブを照らす夕陽って最高に綺麗だな
惹句に心温まる結末を期待し、おっさんたちの草野球を観ていた
そしたら日も暮れてボールさえ見えなくなり、皆やる気もなくし、淋しい終わりとなった
場を失ってそれぞれに去っていく男たち
o'l55の侘しさが身に沁みる
悪くはない。期待していた自分のせい
私の子供時代は、学校の昼休みや放課後は野球をやって過ごしていた。だから上手い下手はあっても野球やったことのない人は同年代ではいないんじゃないかと思うくらいにメジャーなスポーツだった(今でも十分メジャーではあるが)。他のスポーツと比べて野球が特異なのは試合時間が長いこと。にしたって午前中から始めてあんなに夜遅くまでやるなんて普通じゃありえない。
閉鎖される予定の野球場での最後の試合。他の野球場が遠すぎるってことでこれで野球をやめるって人もいる。でもあまり感傷的にはならずに普段通りに野球を楽しむ男たちの姿が描かれる。ユニフォームは統一していないし、アルコール禁止と言いながら合間に飲んだりする人もいる。途中で抜ける人がいたり、知らないおじさんがリリーフしたりする。なんて自由なんだろう。
あんな時間まで頑張って試合を続けたのにあんなにグダグダな終わり方なのもおかしい。感傷に浸る暇もない。でも、彼らの今後を考えると妙に切なくなる。そんな終わりもありなのかもしれない。
野球の映画と言えば真っ先に思い出すのが「フィールド・オブ・ドリームス」。それを想像させるシーンもあった。え?あの人はもしかして霊だった?なんて気持ちになる。あの野球場の最後を見届けに来たのかもと。
想像以上に大したことは起こらないし、わかりやすい終わり方でもない。予告でちゃんとそう宣言していたっけ。そういう意味であまり高い評価にしないのは、期待しすぎていたこちらの問題。
ただただ野球するだけ
記録じいさんのセルフエコーで始まる、なんとなく雰囲気よさげなオープニング。
若そうなのから爺さんまで、続々と集まってくる男たち。
盗塁するデブのほか、オーディションがあったのかすら疑わしい、その辺から連れてきたようなゆる〜い体型の男たちが、延々と草野球をするだけのゆる〜い映画。
有名なスターなんか出やしないし、たいした事など起きやしないから、退屈する人もいるだろう。
観る前の時点で、星平均2.7というのも分からないではないけれど、楽しかった。
そういえば小学生の頃、近くの陸上競技場で暗くなるまでサッカーやってたなぁ、と懐かしい気持ちになった。帰りが遅くて叱られるまでがセットだった。
『ひみつきちのつくりかた』でも思ったけど、男って世界共通でずっと男子なんだなぁ。
ずっと会話もくだらないし、おっさんなのにヤジが子ども。
こういうの好き。
もっと人間ドラマの要素があっても良かったのでは?
「おじさんたちが草野球をするだけの映画」という触れ込みだったのだが、本当にそれだけの映画であったことに、逆に驚いてしまった。
実際、たまたま通りがかったグラウンドで、知りもしないチーム同士が草野球をしているのを眺めているような雰囲気は楽しめるし、どちらかのチームを応援するでもなく、下手は下手なりに一所懸命プレーしている選手に拍手を送りたくなるような気分を味わうことができた。
ただ、いくら「野球はドラマ」だとは言っても、野球の試合(スコアボードが映らないので、試合の経過がよく分からない!)にしても、選手達の生き様にしても、もう少しドラマチックな展開があっても良かったのではないかと思ってしまう。
確かに、審判が帰っても、日没でボールが見えなくなっても、試合を続行しようとする選手達の姿は面白いし、車のヘッドライトを照明代わりにするところは、この映画で最も笑えるシーンでもあったのだが、だからといって、それで、試合の展開や、選手達の人間模様がドラマチックに盛り上がったかと言えば、はなはだ疑問に思わざるを得ない。それどころか、疲れてやる気をなくす選手や、勝手に帰ってしまう選手も出てくる始末で、暗闇での試合が何だか苦行に見えてくるのだが、ここは、もう少し、「最後の試合をいつまでもやっていたい」という空気感を出せなかったものかと思えてならない。
途中から審判を務めることになった老人が、どうして、あの球場の試合を欠かさず観戦して、その経過をスコアブックに記録していたのかとか、試合の中盤でリリーフとして登板した謎の老人は誰だったのかとか、野球のルールを知らずに観戦していた2人組の若者はどうなったのかとか、色々と気になるところも多いし、原題にもなっている超スローボールがストーリーに活かされていたとも思えない。
そうしたところは、あえて「作り込む」のを避けたのかもしれないが、それでも、なくなる球場や、最後の試合に対する哀惜の念のようなものが感じられなかったのは、物足りないとしか言いようがない。
例えば、途中から審判を務めた老人が、球場に通い詰めていた理由がラストで明らかになっていたら、その理由次第で、もっと奥の深い物語になり得たのではないかと、残念に思ってしまった。
映画は好きだけど野球に興味がない人は観ない方が良い
予告編通り草野球チームのおじさんたちが野球をするだけの話。
特に珍プレー好プレーもなく飛び抜けて面白いトピックもなく
最後までダラダラとどうでも良い草野球が続くだけなのに
ロッテントマト満足度100%って冗談だろ?
米国人との感性の違いか野球愛のない人間には分からんのか。
それでも試合の結果に劇的な大逆転の心揺さぶるカタルシスを
期待していたのに本当になんにもなく終わってしまい
予告編詐欺にあったような気分。
スポーツ映画って爽快な結末がお約束なのにこれは酷い。
ノスタルジー
取り壊しが決まった球場のラストゲーム。
普通のおじさん達がどうでも良い話を
したり、野次を飛ばしたりしながらの
姿が良い。長年の付き合いだから為せる
のだろう。
ゆるゆるだけど、全員本気の草野球。
途中で人が消えても、ビールを飲んでも
膝が痛くても、日暮れでボールが見えなくても。
審判が帰っても。
最後まで試合を続ける姿が切ないが素敵だ。
あのバッターにピザの具をみんなで
浴びせるシーンが好き。
相当好きなんだろうね。
消えゆく球場へのリスペクト。
最後までさよならと言わず、其々
帰る背中。不思議なノスタルジー。
あのスローボールのように長くゆっくり
かけた時間。
監督の野球愛を感じた。
次回はピザとビールで楽しみながら
グダグダ観たいなぁ。
“きょうは大相撲千秋楽なので” イチロー
ジジイたちの下手な草野球とタワゴト
地元の野球場が、中学校建設のため閉鎖されることになった。草野球チームの仲間たちは、週末ごとに通い続けた球場に別れを告げるために集まり、最後の試合に挑み・・・そんな話。
ビール飲みながら、ヤジったり、下ネタ話しながら、野球を楽しんでる様な感じは見えた。
なんて言ったか忘れたが、日本をバカにした様な発言はいかがなものかと思ったが、まぁいいか。
何時に試合を始めたのかわからないが、6対5の試合があんなに真っ暗になる程かかるか?とは思った。
有名なMLBの選手や監督の言葉が出てきたから、良く知ってる人にはツボだったかもしれないが、良くわからず、ふーん、くらいだった。
原題のEephusとは英語?ヒンディー語?スローボールの事?
ま、何でもいいけど。
多少笑えるところは有ったが、ゲームセット後のオチも無く、そんなものか、という感想。
うーん期待しすぎ
おっさんが野球するだけ
予告でちょっと面白そうだけど外しそうと思いつつ予約。見に行く前に感想読んでおいたので、表題通りの映画であっても問題無し。
感想の先読みで別の角度から見ていました。
これって人生なのかなぁって。
全然劇的な事は起きなかったけど、頑張ってみたり。手抜いたり、協力したり、目立たないが当人たち割と楽しんでいたり、そうでもなかったり。袖擦り合うも多少の縁的なリーみたいな通りすがりもあるよね。
そう思うとうつらうつら眠りそうになるのも、この映画の良さなのかも。
感想見なかったら🌟1だったが、とりあえず🌟3.2ぐらい。
面白かったー!笑える笑える!
男子、何歳になっても男児。
面白かった!
男子、何歳になっても男児。
日が暮れても終わらない、おじちゃん達の本気の草野球。
ボール掴むと子どもになるんだな。笑
仲良しだから通じるジョークあり、チートあり、色々目分量。
死闘というには緩すぎる、でも遊びというには本気すぎ!笑
大好きな人達と大好きな野球をした大好きな球場とのお別れ。そりゃ寂しいわよ。そりゃ粘るわよね。もう気が済むまでおやりなさい、の気持ちで観てしまった。
ちなみに私は野球のルールが全然わからなくて、野球中継も全くみないのだけど、これは面白かった!笑
おじちゃん達の一喜一憂の必死の攻防戦が、本当に子どもみたいで可愛い。
とりあえずずーっと野球場だけが舞台なのに、それぞれの背景がうっすらみえて人間ドラマがあるのも良かった。
全42件中、21~40件目を表示
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