プロセキューターのレビュー・感想・評価
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ドニーの兄貴!お見事です!
ドニー・イェンって過小評価され過ぎじゃあないだろうか?
「トワイライトウォリアーズ」で息を吹き返した香港映画だが、ドニー・イェンがいなければ既に死んでいたかもと思うぐらいだ。
隆盛を誇った香港映画が衰退していくなか、昔ながらの香港映画の良さをブラッシュアップさせながら支えてきたスーパースターなのは間違いないだろう。
本作も検事×アクションと、やっちまった映画になるところを監督・主演・プロデュースで一級エンターテイメントに仕上げていて見事と言うしかない。
当然、アクションは60オーバーなのが信じられない超絶な出来栄え。
マイケル・ホイやフランシス・ンを配置する心憎さや、余すことなく描き切るドラマ演出もお見事だ。
ドニーの強さも超絶だが、悪も超絶に悪だし、貧困も超絶に貧困なのがストレートで気持ちがいい。
そんな超絶ドニーに対し、悪も決して負けておらず、圧倒的な人数、容赦ないやり口、これまた超絶な強さの殺し屋など、常に互角の攻防を繰り広げアクションを盛り上げる。
それにしても今年、香港映画の元気がいいのが嬉しい限りである。
地下鉄で通勤するドニーさんの立ち姿のカッコよさよ。予想通り、アクシ...
兎に角ひたすらにドニーさんがカッコいい
久々の監督兼主演作。あとプロデュースもか。
日本じゃ「Butterfly・Kiss」(ドニー・イェンCOOL)以来なんじゃないかな。
それこそ「Butterfly・Kiss」みたいな自己愛溢れるナルシスト全開の映画になるかと変な期待してたんだが、今のドニーさんは流石にそんな事は無かった。
そうはいっても何かめちゃくちゃ格好良かったんだけどね。
アクションシーンがカッコいいのは最早当たり前で、スリーピースのスーツをビシッと着込んだ姿も警察時代の防弾チョッキを身に着けた姿も、銃を構えた姿も走る姿も兎に角格好良い。
あとお約束の白過ぎる歯を見せてニカッと嗤うシーンもだ!
物語的には法廷劇や捜査がメインでそこにアクションシーンが挿し込まれる造りなのだが、アクションが無くても格好良いドニーさんを観ているだけで結構満足w
若手イケメン枠のジャーマン・チョン(「トワイライトウォリアーズ」)が気の毒なほど霞んで見えた。
そしてその格好良いドニーさんを更に格好良く見せるべく招聘されたアクション監督は日本の大内貴仁氏。
「燃えよデブゴンTOKYO MISSION」から2度目になるドニーさんとの座組だが、今回は谷垣健治氏は助けてくれない。
ドニーさん:『今度俺の監督主演で1本撮るんだけど、(谷垣)ケンジにも(下村)ユウジにも逃げら、、、スケジュールが合わなくてさ。タカヒト頼むよ』
大内監督:『(逃げてぇ〜!)……喜んでお引き受けします(涙)』
なんて事があったのだろうと勝手に想像してます。
まぁ冗談だが例えそうであったとしても、そこは大内貴仁監督ですからね。今回も凄い事やってますよ。
今作の白眉は冒頭のアクションシーンだと思うが、相変わらずいったいどうやって撮ったのかと感じるカメラワーク。前後左右にドニーさんのアクションを捉えてノーカットでドニーさん視点のPOVに繋げるという離れ業。
これカメラ移動のタイミングがズレたり周囲のスタントの誰かがミスをすれば1発アウトで壊れ物やパウダーの仕込みから全部やり直しだよね。
これがハリウッド映画ならまだ納得出来るんだが、同じ様な事をテレビシリーズの「High&Low」の時からやってる。
やってる事は何となく想像出来るんだが、どうすればそのカットが成功するのかが全く想像出来ない。
この監督の頭の中の設計図って、多分凡人には理科不能なんじゃないかな。
大内貴仁アクション監督、現在49歳。
もう決して若くは無い。是非その優秀過ぎる脳細胞を世界で働かせてください。
さて本作は20年前のドニーさんなら、『アクション弁護士ってのはジャッキーが先にやってるのか。じゃあ俺はアクション検事だ!』って思いつきで企画しそうな映画ですが、今や確かな演技力を身に着けたドニーさんが如何にスクリーン映えするのかを再確認する映画です。
なのでファンなら是非劇場の大画面でニカッと嗤うドニーさんに胸をキュンとされに来てください。
男女問わず。
ひとりごと
膝が痛いとか言ってる還暦超えがあんな打点の高い飛び蹴りすんのかよ。どんな鍛え方してんの?
さすがドニー・イェン
ドニー・イェンが魅せる“闘う検事”の熱き正義
■ 作品情報
監督・主演・製作はドニー・イェン。主要キャストには、ジュリアン・チョン、フランシス・ン、マイケル・ホイ、ケント・チェンらが名を連ねる。脚本はエドモンド・ウォン、アクション監督は大内貴仁。香港と中国の合作映画。
■ ストーリー
元香港警察の熱血警部フォク(ドニー・イェン)は、警察を辞職し検事へと転身する。ある日、麻薬密売容疑で起訴された青年が有罪を認めることに違和感を抱いたフォクは、独自に事件の捜査を開始。その過程で、法曹界と裏社会が結託し、法を悪用して利益を得ている巨大な陰謀に気づく。フォクの行く手には次々と刺客が送り込まれるが、彼は検察内部の圧力と対峙しながらも、真実を追い求め、若者の無実を証明し正義を貫こうとする。
■ 感想
まず圧倒されるのは、ドニー・イェンが検事という役どころでありながら、その圧巻のアクションを惜しみなく披露している点です。冒頭の緊迫感あふれる銃撃戦から始まり、駐車場での襲撃、多人数を相手にした見事な立ち回り、そして地下鉄内でのトリッキーなアクションまで、あらゆるシチュエーションで観客を飽きさせない工夫が凝らされています。次々と繰り出されるアクションのバリエーションに、すべて忘れて見入ってしまいます。
同時に、単なるアクション映画に終わらないのが本作の魅力です。法廷での逆転無罪を勝ち取るまでの過程は、リーガルドラマとしても骨太な見応えがあります。悪党たちの繋がりが少々わかりにくく感じたものの、その分、型破りな主人公フォク検事がしだいに他の検事たちを巻き込みながら真実を追い詰めていく姿はわかりやすく、地味ながらも熱いものが込み上げてきました。香港の法曹界と裏社会の癒着という、重厚なテーマを扱いながらも、エンターテインメントとして昇華させている手腕はお見事です。
そして何よりも驚きだったのは、本作が実話を元にしているという点です。もちろん、これほどまでのアクションをこなす、警察あがりの検事が実際にいたわけではないでしょうが、それでも根底にある社会の闇や正義を追求する熱意は伝わってきます。ドニー・イェン演じる“闘う検事”が、法廷と街中の両方で正義を貫く姿は、異色のヒーロー像を体現しているようにも感じます。なかなかおもしろく、印象に残る一本です。
ヘイ、ドニー兄貴!最高だぜい!! アクションはもちろん法廷モノとし...
無知、無学は罪なのか
検事に転職した元刑事が、麻薬カルテルと弁護士にハメられ有罪となった貧困青年を救うと共に、法曹界の闇と怠慢に迫る実話ベースの話。
刑事時代に武装グループの潜伏先に乗り込んだが…なアクション&裁判から始まって、律政司の人間になり巻き起こっていくストーリー。
初めての裁判に先立ち、胡散臭い弁護士コンビに司法取り引きを持ちかけられて、実直な対応をしようとしたら…そして始まった裁判もどうも…。
アクションエンタメと紹介されてはいるものの、法廷サスペンスもしっかりみせてくれるかと勝手に期待していたら、そこに至る調査の中で飛んでくる火の粉を払うアクション祭り!!!
もちろん欲にまみれ陰謀だらけの裁判の行方不は!?という流れもあるけれど、そこには大したヒネリもなくストレート。
そしてこれはちゃんと実話ベースなんですよ、と説明するかの様に関係者のその後を示してはい終了。
個人的には結構好きな感じだったけど、格闘アクション好き、ドニー・イェン好きの人にはオススメできるかなというレベルかな。
あっ、もちろん詠春拳は出て来ないですからね。
法廷アクションもの
職責を果たせ
異議あり!何物も内側からの光を決して消せない。市井の人々、貧しい人も見捨てることなく、一人一人の心に明かりを灯す・届ける灯台のような存在であるべき。人間の良心こそ、決して消えない灯。
だから、正義を為せ。本当の"正義"とは?人のためにシンプルなはずなのに、しがらみがそれを邪魔する。ややこしく複雑にしてしまう。実話に基づく麻薬輸送「誤判」から、犯罪者に都合よく利用されてしまう法の抜け穴や融通の利かないルールに血の通わない効率化にスポットを当てる、アツい法廷アクション(※法廷で戦うわけではありません!いや、戦うかも?)
『ハードコア』・(3作目以降の)『バッドボーイズ』を彷彿とさせるPOVアクションから始まり、手に汗握る立体駐車場バトル、そして『オールドボーイ』・『キル・ビル』よろしく多数対1人まで!中でもやっぱり、ポスタービジュアルにもなっているクライマックスの電車バトルは、目が離せない興奮必至の100%伝説シーンだ!!本当に最高すぎた。
最終弁論。主人公自身が変わるのでなく、周囲に影響を与えていくタイプの主人公。ドニーさんが様々な作品で演じ・体現する、人としての正しさ。『イップ・マン』シリーズのエドモンド・ウォン脚本ということで納得。
P.S. 余談ですが、警察から検事へと、人気料理人等どんな職業でも強いジャッキー(そこが好きなんだけど!!)と違ってドニーさん演じる役柄の強さにもしっかりと理由がある。エンドロール見ていて目に入った、「中村」役の中村さん。同日公開『レッド・ツェッペリン:ビカミング』がやはり観客の年齢層高かったのに対して、本作は思った以上に女性の観客が多く、ドニーさん人気を実感できた!
基本 ドニー・イェン の独擅場 でアクションエンタメ
アクションは良かった
しかし 法廷のシーンとか よくわからないで 眠った😪
イヤ 俺 法律はシロウトでは無いです。
実際の麻薬事件 based on らしいから リアル法廷の社会派も期待したが
その部分 眠くなってきた。
香港の司法はどうか知らんけど
日本では 他の皆様のお仕事と同じく 超地道な作業です。検事さん
まあ眠かった。
でもアクションシーンは良かったね。ドニーさん スタントダブル❓あんまり無いだろう
こじんまりしたアクションで良かったですよ。
明るくなって お客様 『こういうのが現実はダメだなぁ』&『スカッとした❗️』
イヤイヤ 香港の事件は事実 だろけど こんなに闘える検事 いるわけ無いから😂
検事の最大の特権は 警察をアゴで使って 自らは現場行かないことです。地味な事務作業の統括。
肝心のところ寝てた😪ので スカッとしなかった。←俺が悪い
でも 最後の方は見てたので 正義の鉄槌で スカッとするかもな。
【このレビューは 私の主観のみです】
有料パンフ🈶は薄っぺらだけど ポイントは突いているから 買うも良し❗️
ドニーさん 1963にしては アクション冴えてた。それは相違ない。
期待しすぎた〜
2025年劇場鑑賞260本目。
エンドロール後映像無し。もう終わるかなと思ってからの制作スタジオのクレジットがマジで長い・・・。
ドニー・イェン大好きで、シャクラを楽しみにしていたら能登地震で公開中止になってしまい、久々の映画館でのドニー・イェン。検事なのにめっちゃ戦ってる予告にマ・ドンソクみたいなめちゃくちゃを期待していて、法で裁けぬ悪を闇で裁くみたいな感じを想像していたのですがそんな感じではなかったです。ドニー・イェンは悪役ならもちろん正義側でも、なんなら主人公でも結構がっつり負けて、最悪死んじゃう事も結構あるのでジャッキーやジェット・リーみたいな安心感が全くないのが特徴です。今回は実話ということで生存率は上がっているのですが(笑)すごいはすごいけど圧倒的に強いという感じじゃないのが個人的には物足りなかったです。
ドニー様のアクション
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