劇場公開日 2025年10月10日

ハウス・オブ・ダイナマイトのレビュー・感想・評価

全135件中、121~135件目を表示

3.0ハラハラドキドキの120分

2025年10月11日
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鑑賞方法:映画館

ドキドキ

ミサイルが発射されてから着弾までの20分を複数の立場から緊張感あふれるハラハラドキドキの展開が切れることなく続きます。国家の緊急危機の一大事に政府関係者がどう動くのかそれぞれがどのような使命でどのような気持ちなのか臨場感を持って表現されています。シン・ゴジラにも似た実際に一大事が起きたらどうなるのかリアリティがありました本当にありえそうなので気持ちも入っていきました。このような危機に直面してそれぞれがprivateを置いてミッションに忠実なところは感心します。公人はこうでないといけないですね。

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むっ、むいちろう

3.0レア?ミディアム?ウエルダン?

2025年10月11日
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鑑賞方法:映画館

3回同じシーンが登場人物別に上映されます(2・3回目は途中から)が、1回目は凄く緊張感を持って鑑賞出来て満足だったのですが、2・3回目は同じシーンでは・・・。
全員同時進行にしてくれれば、112分間の作品が90分間程度の緊張感が続く、良い作品だったと思います。核戦争が、起こりませんように!

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aki007

4.5リアリティ過剰な悪夢

2025年10月11日
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鑑賞方法:映画館

ものすごく悪い夢、言葉にならない悪夢
それが夢であってよかったと思う

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hajihat

3.0いつ起きてもおかしくないリアリティ

2025年10月11日
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鑑賞方法:映画館

他国から突如発射されたミサイルが、アメリカ本土に着弾する危機を描く。

同じ時間軸を別々の視点から三度なぞるという凝った構成。張り詰めた緊張感が三たび襲来する。

きれいごとでは済まない現実、有事の混乱、さらに核抑止力の限界等、様々な問題が提起される。映画の中の架空の絵空事ではなく、決して他人事ではない脅威。じゃあ、どうする?

そして政府高官や軍関係者であっても、家族やパートナーがいるひとりの人間であることをあらためて気づかせてくれる。

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sugar bread

5.0吐きそう。

2025年10月11日
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鑑賞方法:映画館

「ハートロッカー」のキャスリン・ビグロー監督の最新作。9月にヴェネツィア国際映画祭で金獅子賞争いになったり、事前の評判は「ハートロッカー」以上、10/24からネトフリで世界配信されるとのことですが、映画は映画館で観る派を代表して先行上映に行ってきました。

今回は、アメリカにどこかわからない国からミサイルが撃ち込まれる話。

はい、感想言いますね。

おい!

こちらからは以上にしたいとこですが、こんなこと言ったことないですが、映画館で観るには緊迫感が凄すぎて、配信で休み休み観たかった。もう吐きそう。ギブアップです。

悔しいので⭐️5つけときます。

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minavo

4.0突きつける現実の重さ

2025年10月11日
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鑑賞方法:映画館

アメリカに向けて発射された大陸弾道ミサイル。どの国が発射したのかも分からないまま、アメリカ本土に着弾することが判明する中、アメリカの軍・政府関係者が対応する姿が描かれる。
ミサイルを感知してからアメリカに着弾するまで20分程度。その20分程度の時間をいくつかの視点から描く手法なのだが、これが最初とてもわかりづらかった。でもそれを理解すれば問題ない。テレビ会議で聞こえていた(最初はあまり意味があるように思えなかった)音声の裏側が徐々に描かれていく流れだ。一種の群像劇になっている。
多大なる災害が降りかかった際の政府の対応を描いた同じような映画として「シン・ゴジラ」を思い出すが、あれはやはり空想科学のお話。とても漫画チックに描かれることで別の面白さがあったが、こっちはあくまでリアル(に感じる)。家族への連絡を取ろうとする行動、シェルターに案内される人間の選別、報復攻撃の判断。とても緊迫感のある映画だった。
その後どうなったかはあまり重要ではない。表面上は軍縮を進めている今でさえ、「ハウス・オブ・ダイナマイト」であるというこの現実を突きつける映画なんだ。多少わかりづらいところはあっても、ものすごいものを見せられた感じ。やはりキャスリン・ビグローはすごかった。

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kenshuchu

5.0最高の緊張感

2025年10月11日
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鑑賞方法:映画館

一滴の血も流れないが、限りなく恐ろしい核戦争を扱ったスリラー映画の傑作。始めから緊張感がどんどん高まり、グイグイと映画に引き込まれてしまう。これは核戦争をめぐるリアリティあふれる群像劇であり、沢山の登場人物が出てくるが、それぞれの俳優は有名な人はほとんどいない。それがまたリアリティを高いレベルに引き上げている。緻密に練られたシーンの組み立てがとても上手い。明確な結末が示されないが、まさに核戦争とは答えのない戦争であることを暗示するストーリーであると思う。スマホの小さなスクリーンやテレビで見るのではなく、ぜひ映画館で。あまりに良かったので、もう一度見たい。

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Binom ER

4.5さすが

2025年10月11日
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鑑賞方法:映画館

さすがキャスリン・ビグロー、例によってドキュメンタリーのようでものすごい緊張感の群像劇。
地球をダイナマイトでいっぱいの家に例えて、そのうちのたった一発でどんなことが起こるのかを描く。
誰が放ったのか分からないICBMが着弾するまでたったの20分弱。ホント我々はなんて世界に住んでるんでしょうか。だってイドリス・エルバの大統領はトランプよりマシだからな…
出演陣も豪華だが、ここにも「トロン・アレス」に並んでグレタ・リーが出演してる。良きかな…

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ぱんちょ

5.0めっちゃハラハラドキドキオモロかったー

2025年10月11日
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鑑賞方法:映画館

怖い

興奮

ドキドキ

point breakを見てからというものこの監督に注目していて、監督作を全部見ているわけではないけど、初見の好意を超える作品は自分に中では皆無・・・だったのが、ついに、匹敵するやつキター!というぐらい、めっちゃハラハラドキドキで面白かったです。
迫り来る雰囲気を映像と音・音楽でもって徐々に盛り上げていく感じが実に見事で、何度も手に汗握った気がします。
現代アメリカの危機的状況と、そうなった場合の出来事を丁寧に、事細かに、リアルに、きれい事なしに、疑似体験させてくれて、来るべき日の備えというか覚悟というか諦めというか・・・これから生きる上でもドキドキハラハラさせられるようなシビアな作品でした。

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SH

5.0「核抑止」の危うさシミュレーション

2025年10月10日
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鑑賞方法:映画館

冷戦時代から続く「核抑止論」が
いかに脆弱な根拠に基づいているかを、
各担当者の視点で多面的に、非常にリアルに描き、

一時期あった核兵器削減の流れが忘れられている昨今に警鐘を鳴らす力作。

瞬きするのも勿体ないほどギッチリ詰まって、
手に汗握り、気をもむ2時間弱の「体験」。

必見。

とはいっても、
最初から2週間後のネトフリ配信が決まってるのね。
これはきっと、多くの人に見てもらいたいという願いからであって、
銭勘定ではない、と思っておこう。

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島田庵

5.0沈黙の艦隊がただのエンターテイメント作品に

2025年10月10日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

怖い

知的

見えてしまう位の緊張感が始まりから終わりまでずーっと続く作品でした!途中から怖さも加わって観たあとの脱力感がハンパなかったです!核の抑止力、隣国、家族、使命感、色々考えさせられる作品でした!絶対おすすめです!

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マスキ

5.0戦争?

2025年10月10日
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鑑賞方法:映画館

至る所で起きる可能性。日本はどうする?

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SABON

4.0嫌な緊張感の繰り返し

2025年10月10日
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話は単純なんだけど、ひとつの話を色んな角度から描いているので、それぞれの立場での緊張感が繰り返される。

しかも誰もが体験したくない最悪な緊張感なので、見ている側も感情移入する人によってその嫌な緊張感を疑似体験してしまう。

中でも他人事のように責任感を感じられなかった国防庁長官の選択は、思わず声が出てしまった。

地味だけど、最後まで面白く見れました。

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ただの映画好き

3.0編集とプロダクションデザインの勝利。

2025年10月4日
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鑑賞方法:映画館

ある日とつぜん極東アジア上空で検知された、アメリカへ向かって飛翔する核ミサイル。軍と官僚組織の各層で一斉に走り始める人々の、決断と逡巡の19分間(アメリカ本土着弾までの時間)。アメリカが「核攻撃」を受けたとき、誰がどんな手順を踏んで意思決定をすすめるのか、担当者は核抑止論と報復攻撃理論のどんな教科書的常識をふまえて激しい議論をたたかわせるのか。映画はこの「19分間」を、立場を変えながら何度も繰り返したどり直す。

芸術表現として批評・分析できるようなアートシネマではなく要するにNetflix式スリラーだけど、ちょっとづつ視点を変えた大量の映像素材をたくみにあやつって焦燥感・絶望感を高めてゆく手腕は、あっぱれですね。

日本ではごく一部の映画館でしか上映されないわけですが、悪いことは言わないから(笑)、用事をすませてスマホを切って、なるべく大きな画面で、映画館と同様に画面に2時間集中できる環境を整えてから見たほうがいいですよと言っておきたい。

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milou

3.5後の祭り

2025年9月18日
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鑑賞方法:試写会

興奮

難しい

何の前触れもなく突如、アメリカ目がけて出所不明の核ミサイルが発射。一体誰が、そしてどこから放たれたのか――
『ハート・ロッカー』、『ゼロ・ダーク・サーティ』、『デトロイト』と、フィルモグラフィに母国アメリカを憂う骨太な作品が並ぶキャスリン・ビグローが、ある意味で本丸ともいえる核兵器の脅威に斬り込んだ。着弾まで数分間しかないというリミットの間、ホワイトハウスをはじめとする政府や市井の人々の動きを、イドリス・エルバ、レベッカ・ファーガソン、ジャレッド・ハリス、ジェイソン・クラークなど錚々たるキャスト陣を揃え、章立てた群像劇で見せる構成。最初こそ「何かの間違いだろう」と楽観視していた要人達が、本当に発射されたと気づき次第に慌てふためく様に戦慄が走る。
ビグローは、観る者に何かしらの問題を提起し、観る者に「どうすればいいのか、どうしたら良かったのか」と自答させるのが作風だと思うが、本作はそれが一番色濃く出たのではないだろうか。正直言って観終わった後は投げっぱなし感が半端なかったが、いざ発射されたところでうろたえても後の祭りだよ…という警告なのか。アフリカ系のエルバを米大統領役に据えたのは、現職の大統領が白人なのを鑑みた故の配役なのかなと邪推。
とにかくまぁ、こんなセンシティブなテーマの作品はNetflixだからこそ実現できたといえるかも。

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regency