劇場公開日 2025年10月10日

ハウス・オブ・ダイナマイトのレビュー・感想・評価

全135件中、81~100件目を表示

3.5核攻撃シミュレーション映画

2025年10月20日
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鑑賞方法:映画館

怖い

知的

ある朝突然、アメリカに核ミサイルが打ち込まれたらホワイトハウス、軍はどう動く?
現実に全く有り得ない話ではなく、固唾を呑んで見守りました。
迎撃ミサイルってあまり精度が高くないことを初めて知りました。
コイントス並の確率で500億ドルか…お高い!
彼の国が支援欲しさにアメリカ相手に核ミサイルをぶっ放すことはない(そこまでアホじゃないはず?)と思いたいですが。
報復攻撃はするも地獄、しないも地獄。
現実のトランプ大統領なら迷うことなく即、報復攻撃しそうで恐ろしい。

核保有国のスタンスについて思うこと。
世界の秩序を守るために核が必要なのはわからなくもないが、抑止力的な使い方ができないならもう核放棄するしかないよね。
使わないための対話ができなくなりつつある昨今。
実際はあんな風に攻撃体制をばっちり備えているし、その時が来たらもう腹括らないといけないのではないでしょうか。
日本は2回も予告なく落とされて、シェルターに避難したり親族に警告する猶予さえなかったのに、あいつらいざ打ち込まれたらあんな風にジタバタするんかい!と(映画だけどね)と思ってしまったわ。。

K.ビグロー監督、相変わらず骨太で終始緊張感を維持する演出はさすが。
元夫のジェームズ・キャメロン監督は現在、広島長崎の原爆映画を製作中のようですが、何か新しい視点で撮ってくれないか期待してしまいます。

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すーちゃん

4.0なんだぁ~、ネットフリックスで観れたんだ~

2025年10月20日
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鑑賞方法:映画館

映画館で鑑賞しちゃったよ
上映劇場少なすぎるなぁとブウブウ不満言っていたのに
そりゃそうだよね
でも、面白かったです
劇場で見て正解でした
核爆弾がシカゴに着弾するまでの20分間を
3つの方向(視点)から繰り返し見せてくれるのだが
どの視点から眺めても息が詰まってくるじわじわとした
フラストレーションは見事だなと思う
どんなに優秀な人たちも、最後の瞬間に向かって
どう考え行動するかがリアルさを以て波のように攻めてくる
軍のトップも大統領も、現場のどんなエキスパートも責任者も
背負いきれない難題を前に、誰もスーパーヒーローのような
行動などとれないのだ
そのリアル感がなにより恐ろしかった

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椿六十郎

2.5片時も緩まない緊迫感と緊張感に良い意味で疲労困憊した2時間

2025年10月19日
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鑑賞方法:映画館

怖い

興奮

驚く

危機発生から15分間。
関係者の誰が何を思い何をしたか。
アメリカ合衆国の危機管理体制の厚さ、マニュアルの厳格さに驚嘆し、
しかし、その万全の備えを持ってしても突発的な緊急事態に対処することがいかに難しいかを実感しました。
翻って我国が同様の事態に陥った際の対応を想像すると暗澹たる気分なります。
良し悪しを別にして、危機に際して自ら対抗手段を持たないという選択をしている以上、有事にはそれを受け容れる覚悟をしなくてはならないということを。
また、日本ではマニュアルというと余り良いイメージを持たれない気がしますが、こと危機管理においてはプランB、プランCと多重に想定された厳格なマニュアルに従って、関係者全員が考えずに動くことが重要であることを改めて認識しました。
とは言っても、多くの関係者それぞれが職務上の責任感と人間としての感情の間で揺れ動く心を抱えて苦悩する様は観るものの胸を熱く掻き立てます。
よくできたエンターテインメントでした。

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さとうきび

5.0核は抑止力?

2025年10月19日
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鑑賞方法:映画館

核は本当に抑止力になのかを全世界に投げかける超衝撃作。実に奥深く明日の行く末を案じてしまう。描かれた世界情勢は実話だが、結果はこうなって欲しくないと切に願う。実は危ういところに来ている事を知らされていないだけなのかもしれない。

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YUKI

4.0トークしよ

2025年10月18日
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鑑賞方法:映画館

劇場で#ハウスオブダイナマイト
抑止力を無視した出所不明のミサイル着弾迄18分
決断を迫られる様々な状況そして様々な視点
核廃絶! いいや、こうなる前に核を持とうとしている、持ってまもない国は今のうちに潰せ!
あなたな〜らどうする〜? トークトークトーク
話をしよう。この作品がミサイルなのだ。
Netflixから世界に向けてミサイルが撃ち込まれました
世界滅亡まで後何分?
左傾きの結論で終わるのかと思ったらそうじゃなかったので私はこの作品支持します

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kanapopo

3.5タイトル「爆薬庫の家」のごとく、一触即発の世界

2025年10月18日
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鑑賞方法:映画館

知的

ドキドキ

どこかの国から突然核爆弾がアメリカに向けて撃ち込まれたら、世界はどうなんのよ!?って話。
タイトル「爆薬庫の家」のごとく、一触即発。
反撃しないと負け!みたいに単純な怖さよ。

もうすぐNetflixで観られるらしけど、家で観るには重いなぁ。

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キブン

4.5緊張感の連続

2025年10月18日
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鑑賞方法:映画館

139本目。
始まってすぐの緊張感。
クライマックスがいきなり来る感じ。
この後どうなると思ったら、別視点から始まり、緊張感の連続。
実際あったけど、表に出てなかっただけなのかと思わせるくらい、リアルに感じる。
色々頭の中で思考張り巡らして、さあどうなる?と思ったら、えー、そりゃないよ。
星5と言いたい所だけど、そこだけが不満。
まあこの後、もう1本観る予定だったけど、これより長いし、これ以上を望めない様で止めた。

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ひで

4.5よかった!

2025年10月18日
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鑑賞方法:映画館

めちゃくちゃ面白かった。キャサリン・ビグローに外れなし。

ただ、「そこで終わるのかよ!」とはじめ思いました。
しかし考えてみたら、そこで終わるしかないですね。
何かカタルシスを得たりほっとしたりして消費されてはいけない題材ですから。

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Pocaris

4.0しっかりしてる

2025年10月16日
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鑑賞方法:映画館

テーマ重く、でも核心を突きしっかりと作品として成り立つ。
キャサリン・ビグローはやっぱりいい。

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かずたけ

4.5トランプさん、こんな映画をつくっている人たちがいますけど。

2025年10月16日
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鑑賞方法:映画館

キャサリン・ビグローももう73歳なんですね。この人の作品は実話を下敷きにしてドキュメンタリー風にみせるものが多い。「ハートロッカー」も「ゼロ・ダーク・サーティ」も「デトロイト」も。本作はもちろん実話ではないが、米国がもし攻撃を受けた場合の対応体制を取材し綿密なドラマとして構築した。この人の作風の特徴は、事実関係を淡々と追っているだけのようで、実に冷徹な視点というか第三者的な感覚で全体がコントロールされているところ。登場人物が時として感情をあらわにするようなシーンもあるが、決して流されてはいない。むしろそれを突き放して眺めているような独特のクールさがある。
さて、本作では、西太平洋のどこからかICBMが発射される。衛星はシステム的な妨害を受けて発射時の情報が捕捉できていない。つまりどこから来たものか分からない。当初はそのまま太平洋に着水すると思われていたがそのうち水平飛行になりアメリカ本土を目指していることが明らかとなる。到達見込みは19分後。この事態に、大統領、ホワイトハウス、危機管理部門、軍などのメンバーが対応する、あるいは対応できない姿が描かれる。NSC(国家安全保障会議)ではなく、戦略軍中心の実務者会議で情報共有と具体的意思決定が進んでいくところがリアルだし、事態対応の一方で「政府継続プラン」(政府の重要メンバーを核シェルターで保護する)が発動するところもリアル。これらすべてにSOP(手順書)が存在しその通りに物事が進められるのが如何にもアメリカ流。先行レビューに40歳代と思われるジェイク・バリントンが大統領と直接話したりロシアの外相と交渉したりするのがおかしいとあったが、あれは安全担当大統領補佐官が病欠のため次席補佐官が繰り上がって役割を果たしているだけ。それも多分、SOPで定められている。「沈黙の艦隊」みたいなテキトーなことはない。
リモート会議がお話の骨格だが、誰かの発言中に他の人が発言した、それが重要なファクターとしてその発言者のシーンで再び取り上げられる、これが繰り返されかなり輻輳した構造となっている。単に同じ話が3回繰り返されるというだけでなくストーリーに圧倒的な厚みがある。
一方で、レベッカ・ファーガソン演じる危機管理部門の大佐や国防長官のように情報を勝手に家族に流して逃がそうとする姿も描かれる。これもおかしいとのレビューもあったけど、管理面でどうのこうのということではなく、彼ら彼女らも単なる組織の歯車ではなく人間的な側面を持ち合わせているんだということを言いたかったと見るべきだし、そういうところも含めて事象と感情の流れをクールにドラマ化するのがビグロー流なのだと思う。
でも今これと同じことが実際にアメリカで起こったらどうなるのだろう?トランプ本人はともかくとして、右翼と嘘つきとイエスマンで固められたホワイトハウスが正しく機能するとは思えない。怖いです。

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あんちゃん

3.5抑止力って

2025年10月16日
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鑑賞方法:映画館

興奮

知的

驚く

現状のアメリカの防衛システムを基に、実際に他国からミサイルが飛んで来たらどうなるのか、ということをシミュレーションした作品。軍事専門家は、かなり実際に忠実だと評価しているそう。ミサイルの発射に気づいてから着弾までは20分弱しかないため、その間の模様を各関係者の視点で、その人達の個人的な事情を絡めながら見せるというストーリーです。なので、同じ話が何度も出てきますが、別のシーンでオンラインで会議に参加していた人が、別のシーンではその人をメインにしていたり、という感じ。オンライン会議からいきなり退出してしまった人が、実際はどうなっていたのかを種明かししたり。
とにかく20分弱ではできることは限られていて、迎撃ができなければ即被害につながるということ。実際のシステムに忠実な映画を敵側がみれば、参考になるでしょうけど、敵側も実行に移せば、それはそれで自分たちも大変な目に遭うのはあきらかなので、安易に実行するとは思えないですけどね。
元々Netflixの作品で、一足先に劇場公開をしたんだとか。劇場で見そびれた場合は、ぜひNetflixで。

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豊島区のはずれ

5.02020年代最高

2025年10月16日
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鑑賞方法:映画館

興奮

ドキドキ

ビーグロー姉さんの8年待った待望の作品。待った甲斐ありました。今年いや2020年代でベストの傑作です。3つの視点から19分間の緊張感を描いていますが、緊迫感が半端ないです。やはり姉さん凄いです。デトロイトもそうでしたが、この人にこういう作品作らせたらピカイチですね。2週間しか限定公開されないのが残念ですが、久々に作品を見て興奮しました。

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サンディ

4.0そんなワタワタする?

2025年10月16日
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鑑賞方法:映画館

リアルを感じる緊迫感の盛り上がりは良かった。

しかしそんなワタワタする?だった。一刻の重要ポストを担うポジションの人間が有事に際してパニックを起こしすぎ。実際には訓練も受けてるし、プライベートな電話をするとかは疑問符だった。公人はそんな人種に務まらないと思うのだが。
しょせんそんな人間が政府の中枢にいるからという皮肉を込めてこの映画のタイトルなのかも?

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ドラゴンミズホ

3.5緊迫感はお預けだった(泣)

2025年10月16日
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怖い

興奮

ドキドキ

出所不明の1発の核?ミサイルが米国に突然飛来するという面白そうな設定で、しかも「ハード・ロッカー」のキャスリン・ビグロー監督作という事で期待して鑑賞。

同じ現代戦争がテーマの「沈黙の艦隊」とは違い、米国あるあるなシリアスな展開。果たしてどうなるのか!?と最後まで生きを飲む展開が多角的に様々な人の視点から展開。

が、Netflix映画という事だけ事前に知っていてAppleTVの「F1」のように完成された映画作品が3話?構成かなにかと思いながらワクワクドキドキ鑑賞してたら、まさかの一部先行での劇場公開で続きはNetflixだった…。Netflix未加入(泣)

【更新】Netflixで映画の続きの配信予定はなく、3部構成の完成作品でした!それならそれでラストの衝撃、終わらせ方はさすが社会派監督キャサリン・ビグロー!と思いました。

「トロン:アレス」の天才プログマーの姉役のグレタ・リーも重要な役で出演。意図せず2週連続で彼女の作品鑑賞となった😁

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もりぞー

3.01945年のあの日に思いを馳せよう。

2025年10月15日
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支持。
この20分を何回でも何十回でも
主役を替えて繰り返し
「その後」は1秒も書けず演れず撮れない。
その撮り手のモガきこそが主題だろう。
1945年のあの日に思いを馳せよう。
核使用国最大保有国なら
何度でもこの事を撮り語り思考するべきだ。
配信前の劇場公開を歓迎。

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きねまっきい

5.0ありそうでなかった構成

2025年10月15日
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一言で言えば国家危機を描くサスペンススリラーです。

前半、ミサイル発射から着弾までの危機管理対応を描き、後半はミサイル発射に戻って今度は大統領視点から描く、という珍しい脚本構成が秀逸です。

手持ちカメラ中心にドラマ性を排除して、敢えて素人には理解できない専門用語や危機対応手順をぶつ切りのセリフとカット割りで説明抜きにグイグイ引張る演出が抜群のスリラーを生み出しています。

オスカー監督、伊達じゃないです。パチパチパチ

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越後屋

2.5原爆を落として大殺戮した米国が、核兵器を撃たれて慌てる

2025年10月15日
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自国が、原爆1発で 人類史上最悪の一般人10万人の大殺戮をした事を忘れてる米国。
シカゴが狙われ 狼狽える 米国。

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東條ひでき

5.0バツグンの緊張感と臨場感

2025年10月15日
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鑑賞方法:映画館

あるシチュエーションを3つの視点から描くのはよくある脚本・演出ではあるが、テーマの持つ緊張感と臨場感はバツグンであり、是非劇場のスクリーンで観てほしいし、想定外の事態が発生した時の組織の大小を問わず、決断や判断を求められる立場の人間は是非観るべき作品だと思います。

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ジムナスト

4.0彼女らしい作品です

2025年10月15日
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鑑賞方法:映画館

知的

善くも悪くも(悪くはなかったよ)ビグローさんの、米国民向け作品ですね。
結末…難しい問題だ、どの立場に自分が立っているのかで180度違ってきますからね。
イドリス・エルバさんが出ると画面が締まって緊張感増しますね。
ファーガソンさんも、良かったです。
※奇跡的に地元の映画館で観られたのに感謝m(_ _)m

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けはえ