ハウス・オブ・ダイナマイトのレビュー・感想・評価
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緊迫の19分間の見せ方
正体不明のミサイル弾が迫る米国の危機管理体制を描いた秀作。レベッカ・ファーガソン始め名優が集結した作品で見どころ十分でした。迫り来る終末の緊迫感の中にあっても個人の心情を巧みに描いた人間味溢れる映像の数々が現実的で引き込まれました。
3つの異なる場所からの同時中継を3つのストーリーとしてみせる手法もとても面白く斬新。いずれも見せ方が上手い。この難局をいかに打開するのか?
さて結末は?
105
面白かった。邦画には無いリアリティ
反戦なんだろうが、誰に何を伝えたかったのだろう
ある日突然、大陸弾道ミサイルがアメリカに向けて発射された。着弾まで20分弱、予想着弾地点はシカゴで、核弾頭搭載ミサイルだった場合、約1,000万人が死亡、着弾点の西側で数100万人が影響を受け、アメリカに大打撃を与える予測が出た。そのミサイルは、誰が、どこから発射したのかわからず、ホワイトハウスをはじめとした米国政府は混乱に陥り、タイムリミットが迫る中で、どのように対処すべきか議論が起き・・・さてどうなる、という話。
広島に原爆が落とされた時の映画を何作も観てきたが、B29からの一発の爆弾で10数万人が亡くなった。
これが現代だとその100倍規模、そしてミサイル迎撃能力も実はそんなに高くないため防御は難しい、という事なのだろう。もし迎撃出来ても死の灰が降り注ぐから迎撃出来た所の下は住めなくなりそうだが。そして惨状は予測してくださいというラスト。
たった20分で迎撃を試みるがうまくいかず、あとは何が出来るか、だけど、結局シェルターに避難したり、自分の家族に別れを言ったり、出来るだけ遠くに逃げろ、と電話かけるくらい?
出来るだけ遠くに逃げろと言われても、残り10分くらいで車で逃げても、頑張って15kmくらい?何か違う?なんて思ったけど。
ラストの時点でも相手がわからないが、この後報復するのかどうか。アメリカがやられっぱなし、というのは考えにくいから、衛星などを使って発射位置を特定するのだろうし、核戦争の始まり、となるのかもしれない。
では、なぜ今作を作ろうと思ったのか。アメリカ政府、軍の無能さを伝え、核の抑止力は妄想だ、という事なのかな。
世界中には現役退役含め、核爆弾が約1万2千発あると言われている。それに通常爆弾で原発を攻撃すると同様の被曝被害は出るわけで、世界の原発400以上の地域は危険に晒されている。
ダイナマイトというのは核のことだろうから、これだけの数が有れば、人が住める地域は全て焼き尽くすか放射能汚染で住めなく出来る、ということの例えなんだろう。
それはわかるけど、映画作品としては面白くなかった。
誰に何を伝えたいのか、核保有国、原発推進国にやめろ、と言いたかったのか、なんなんだろうと考えながら鑑賞した作品だった。
配信待てばよかった
Have a nice day!
で始まるいつもと変わらない朝。
アメリカ本土に向けて発射されたミサイルがシカゴに着弾するまでの米国政府の混乱と対応を、危機管理室(レベッカ・ファーガソン)、分析官(ガブリエル・バッソ)、大統領(イドリス・エルバ)と周りの人たちの視点で、3回繰り返してみせる。
最初から最後までを一気に見せてほしかったような気もするが、それだと登場人物が多いからついていけなかっただろう。これが画期的な構成なのかよくあるやり方なのかは分からないが、全く視点が変わる訳でもなくところどころ重なっているので、よく理解できたし、3回あの緊張感を味わうことができた。
豪華なキャストではあるが、下手に顔見せのゲスト出演みたいな出てきかたじゃないのがいい(日本映画みたいに)。中でもやはりレベッカ・ファーガソンは魅力的。
迎撃ミサイルを発射した軍事基地の若い女性兵士たちもよかった。緊張と絶望がよく伝わってきた。
アメリカ大統領は常に抑止力と称する核のスイッチを携行している。オバマ大統領が広島を訪れた時ですら、この映画と同じように黒鞄がずっと付いていたのを思い出した。
迎撃ミサイルがあてにならない(銃弾で銃弾を撃つ)のと、アメリカの安全保障にとって日本は、この映画のキャスティングと同じように眼中にないというのがよくわかった。
劇場で観た方が絶対良い。
でも劇場公開だけでなく配信にした方がたくさんの人が観るんだろうな。
【”今、そこにある危機。そして大統領の決断と報復自殺。”今作は、シカゴに向けて発射されたICBMに対し、緊張感溢れ対応する様をホワイトハウス危機管理室、国防長官、大統領の視点で描いた作品である。】
■ある朝、オリビア・ウォーカー海軍大佐(レベッカ・ファーガソン)は、夜中の三時に熱を出した幼子を看病し、夫に子供を託し、ホワイトハウス危機管理室に出社する。入り口で持ち物を検査機に通し、スマホは保管庫に格納する。
入室すると、突然、ICBMが発射された事がスクリーンに映し出される。コンピュータにはウィルスが侵入したのか、何処の国から発射されたのか、分からない。
アメリカの迎撃ミサイルは、ICBMを撃墜出来ず、着弾地はシカゴと推測され死者はシカゴ市民1000万、その風下の100万と推測される。
ロシア外務大臣との電話で、ロシアはICBM発射を否定し、マーク・ミラー海軍大将( ジェイソン・クラーク)等は、北朝鮮、中国の関与の調査を指示し、且つ自国の原子力潜水艦に報復戦の準備を指示しつつ、大統領が不在の中、リード・ベイカー国防長官(ジャレッド・ハリス)に指揮権を委ねるが、混乱の度合いは増して行くのである。
◆感想<Caution!内容に触れています!。>
・冒頭から、キャサリン・ビグロー監督らしい、”無茶苦茶、調べ上げたのだろうな。”と思う程、リアリティ感溢れるホワイトハウス危機管理室の室内の設定が凄い。
だが、想定外の出来事に、危機管理室内は混乱し、オリビアは室外に出てスマホを取り出し、夫に電話し、”サヨナラ”を言い、子供がくれた小さな恐竜のオモチャを握り、涙するのである。
マーク・ミラー海軍大将は、出勤者の名簿を作るように指示し、それに対し”死亡者リストでしょ。”と呟くオリビア。だが、スクリーン上では機械的にミサイルの軌道が映し出されるのである。
ー このシーンでは、オリビアたちはアメリカ政府が当然、報復攻撃をすると思っているのだな、と思いながら鑑賞する。-
・リード・ベイカー国防長官は、状況に対応しつつも、シカゴに住んでいる娘と連絡を取り、彼女の幸せそうな声を聞き、涙するのである。
そして、彼は待たせてあった政府専用ヘリに乗り込むために歩いて行くが、そのまま通り過ぎ、ビルから飛び降りるのである。
ー 今作では、米国主要ポストの人間でも、緊急時には一個人に戻る様をキチンと描く事で、緊急時の混乱の度合いを見る側に伝えているのである。-
・”所在地は曖昧に映される”米軍基地の兵士たち及び関連専門家たちの姿も効果的に描かれる。
1.飛翔体を迎撃ミサイルで撃墜する役割の少佐(アンソニー・ラモス)は、迎撃失敗を見て、部屋から飛び出し、激しく嘔吐するのである。
2.ステルス戦闘機に乗る兵士二人は、報復攻撃の指示を待っている。
3.休日なので、息子と南北戦争の事実上の決戦となったゲティスバーグの戦いの戦地でのイベントに参加していた北朝鮮問題専門家アナ・パク(グレタ・リー)に入った緊急連絡の際に、彼女が北朝鮮が関与している可能性をスラスラと話す様は、ナカナカに意味深である。
・二度目の迎撃ミサイルがICBM撃墜に失敗する過程で、画面には”銃弾で銃弾を撃つ”と出る。
私は浅はかにも、迎撃ミサイルは、ほぼ100%飛翔体を打ち落とすモノだと思っていたがナント60%台である事が明かされる。それを聞いたリード・ベイカー国防長官が言葉が印象的である。”コイン・トスか!”
ー だが、これも、国防長官が迎撃ミサイルの撃墜率を知らなかったという事をシニカルに描いているのである。更に言えば、【核の脅威に本当に対応できているのか!】というキャサリン・ビグロー監督のシニカル且つ世界の核競争に対する激烈な怒りのメッセージでもあるのである。
・時系列は少し戻り、アメリカ合衆国大統領(イドリス・エルバ)はチビッ子バスケットボールチームとの交流をしているが、急遽、大統領専用車でホワイトハウスに向かう。
その車中で大統領は、冷静な連邦緊急事態管理庁のロバート・リーブス海軍少佐(ジョナ・ハウアー=キング)から、報復攻撃の”ランク”の説明を受けるのである。真っ赤なシートは全面報復、黄色は一部報復・・。
ー このシーンは興味深かった。勝手にあの分厚い冊子は、キャサリン・ビグロー監督が創造したモノではないかと思ったのであるが、あるかもしれないなあ、とも思ったのである。
そして、”報復自殺”という言葉。-
<この映画は、アメリカ合衆国大統領の選択まで、”敢えて”映していない。そこに隔靴掻痒感を覚える方は、今作の評価が低くなるであろう。
だが、私はイドリス・エルバ演じるアメリカ合衆国大統領は、”報復攻撃をしない選択”をしたと思う。
理由は、劇中で平和そうに暮らす市民の姿がしばしば映されているからである。大統領が出席していた未来あるチビッ子バスケットボールチームとの交流シーンや、ゲティスバーグの戦いで命を落とした兵士たちを鎮魂しつつ、戦が終わった事を祝う市民たちの姿。そして、最終盤に映される核避難シェルターに続々と人々を入れていくトラックのショットからである。
今作は、シカゴに向けて発射されたICBMに対し、緊張感溢れ対応する様をホワイトハウス危機管理室、国防長官、大統領の視点で描いた作品なのである。
そして、これも敢えて書くが、今作は、キャサリン・ビグロー監督の、世界の核競争に対する激烈な怒りのメッセージでもあるのである。>
<2025年10月13日 劇場にて鑑賞>
今そこにある危機
私はキャサリン・ビグローは「ハートロッカー」以来。北朝鮮からミサイルが撃たれる危機がある日本では他人事でない話。
ある日、アメリカに向けてミサイルが発射されたアメリカ政府の混乱ぶりを描く。綿密に取材されたと思われる、緊急時のアメリカ政府の対応が凄くリアルで緊迫感たっぷり。色々な人が出てくる群像劇な側面があるが、ストーリーが混乱することなく、皆それぞれしっかり描かれていて入り込めた。
ラストを描かず、想像に任せるというのも良い。
後記。「デトロイト」観てました。
「お薦めのメニューを教えてくれ!」
あの粗筋で112分何をやるんだろうと思ってたら、同じ時系列を3回やるだけでした。
それにより新たに見えるものがあればよかったが…
とにかく1章目が非常につまらない。
多くの登場人物と専門用語モリモリの会話が早口で入り乱れ、全然アタマに入らず。
しかもほぼ指令室内だけで画面も退屈。
まぁ必要な情報は「出所わからんけどミサイル飛んできててクソやべぇ」ってだけなんだけど。
2章目で少し整理できて面白くなってきたと思ったら、あの終わり方…
ミサイルの発射元も、着弾の結果も、大統領の決断も、その後の様子も何もナシ。
お偉いさんたちの混乱を見せられただけ。
親バカ無責任国防長官なんか長々と映して何が言いたかったのか。
字幕の付け方も最悪で、ひと繋ぎの台詞を下に出したり右に出したり、見づらいことこの上ない。
どこに出るか分からないので常に画面端に注意を払わなくてはならない。
しかも、同じ人物の名前と役職を何回出すのよ。
それ気を取られたせいで台詞を読みきれなかったり…
確証どころか根拠もほぼない中で「報復」と言って核攻撃を検討してるの、恐すぎ。
まさかのプランB無し!笑
アメリカをひたすら無能で愚鈍に描いたブラックコメディ、ということでよろしいかな?
複雑化した未知への飛行
いまだ戦火絶えない世界情勢
攻撃に対して 建前上の報復で 国のメンツを保ち 事態のこじれを収めることがあると聞く
しかし様々なことが複雑化した現在 この作品が絵空事だなんて 誰が言える?
決断は 観る側にも突きつけられる
考えさせられる良作である
日本を戦場にしないでくれよ
緊迫感が重すぎて涙出た
位置的に日本も怪しいのにまったく疑われないのは完全に飼い犬なんですね
複雑な心境です
日本では宝島や沈黙の艦隊とかアメリカを意識した映画が多いけどチワワが吠えとるって感じなんかな
日本の可能性も捨てきれないとか言ってほしかったです
最近聞かなくなったJアラートも裏では あんな感じなんですかねお疲れさまです
弾道ミサイルをミサイルで迎撃するたとえが弾丸に弾丸を当てるってマジなん
それ無理なんじゃないかな
結局着弾する直前でおわるので核?犯人?プロポーズは?って感じですけど
面白かったです
「プランBはない!」家の中でみんなでダイナマイトを作り続けている現代社会の恐怖 緊迫の19分間!やっぱ映画館で見なきゃ!
出所不明のミサイルが’アメリカ本土に向け発射された。
爆発まで19分。
米軍は迎撃ミサイルを発射、着弾地はどこか?報復攻撃の決断の時が迫る。
アメリカらしい前日のスポーツや軽口をたたきながら職場につく人々の日常が一変、ひりつくような緊迫感が描かれる。
なかなか事態が呑み込めず、あたふたするさまがリアル。
さすがのキャスリン・ビグロー監督作!
「プランBはない!」まさか本当?単純すぎません?
実際はいくつも迎撃手段はあるように思いますが。
映画はその同じ19分間を3人の視点で描くので、3回繰り返すと新たな視点から見れるが、やはり冗長で、2,3回目は緊張感がそがれる。
ここは普通に描いたほうが良かったです。
終わり方は…やっぱりそうなりますよね。
しかし、最初のレベッカ・ファーガソンが最高にうまい!
タイトルは大統領が語る寓話から。
家の中でみんなでダイナマイトを作り続けている現代社会。
故意でも事故でも、どこかが爆発してしまったらもうとおしまいなのだ。
抑止力などあったもんじゃない。
本作でも、発射したのがだれかわからないから、すぐに報復できないのがミソ。
NETFLIXで見れるらしいが、やはり映画館で見なきゃ。
警鐘
ほとんどあらすじを読まず、キャスリンビグロー監督というのをみて鑑賞。キャスリンビグロー監督作品は音に力を入れている作品も多いため、テレビの小さい画面よりは映画館で観るほうが格段に良さそう。
アメリカに未知の攻撃が仕掛けられたら…その時どうする?という話。日本でも現実に起きそうでとても他人事とは思えず恐怖。ほんの数分で1,000万人の命が消滅する事態。もしこれが日本やったら?東京の人口は1,400万人。壊滅的な被害である。
最後まで身を挺して必死に止めようとするもの、現実を直視できず逃げるもの、国防のため避難シェルターへ移動するもの…どの選択肢を取っても地獄。
特に、あの大統領の判断は非常に困難。(登場するまでトランプ大統領がモデルやと思っていたので驚き)
判断材料があまりにも少ない中で当たりをつけて攻撃をするか、それとも神に祈るか…攻撃対象が明確にわかっているならまだしもわからないあの状況で、核のスイッチを押せるのか?抑止力のための核が実際に使われてしまうそんな世界には決してなってほしくない。新しい大統領は新聞を読むだけまだましというセリフは各国政治への期待値は同じくらいなのかもと思い印象に残った言葉やった。
日本の地下シェルター普及率は1%未満と言われている。韓国やスイスでは国民をカバーできるほどのシェルターが用意されている。地形的に不利な国ほど戦争に対する準備はできているのだろうが、日本でも地下シェルター整備が本格化すると聞き時限爆弾は刻々と時を刻み始めていると感じる。これは他人事ではない。
右の頬を打たれたら左の頬も出せ、とは聖書の言葉ですが・・
鑑賞動機:今週はあんまり…ってキャスリン・ビグローだとお?!10割
完全ノーマークでした。ネトフリは…宣伝しろや、見逃すところだったじゃないか、もう!
『デトロイト』以来かな?相変わらず、ずしりと重い現実を突きつけてくる。微妙に揺れるカメラが、不安感を煽る。少しずつ描写する人物を変えて群像劇になっているのが、大変よろしゅうございます、大好物です。声だけだったところで何が起こっていたのかの描写が上手い。終盤座席で飛び上がったわ。あのステルス戦闘機は、報復攻撃用の核弾頭を積んでいるってことなのかな?
悪夢から覚めた…と思いたい。明らかな故意でなくたって、それこそヤケやミスでだって起きうるのだから。
性善説は通用しない、容赦なきダイナマイト。
「怖いなぁ」とか、「ゆくゆくはそんな未来も有り得るかもね」なんて言えないほど、作中に描かれるような可燃性物質ヒタヒタのシャレにならない世界に身を置く我々。ちょっとした疑念や誤解、邪な欲望などという様々な火花で容易に引火しかねないところにAIなんてものまで台頭し、破滅へのデスロードを更にブーストかけてひた走る人類。絶滅へのカウントダウンはとっくに始まってるものの、ひょっとしたら猶予は分単位かも知れません。
それくらい愕然とさせられる、途方もない破壊力を持った本作。ディストピアしか描けない、それでいてもうそれが唯一の現実にしかなり得ない世界情勢。劇場を後にした足取りは決して軽くは有りませんでしたが、出来れば大画面で観ておくべき力作でした。
しかし、これだけ実力派の揃った本作が配信メインの一部劇場限定公開とは。今後このような方式がメインになっていくんでしょうが、一抹の虚しさを感じました。決して安くはない料金払ってマナーのカケラもない低民度な観客と遭遇する可能性を孕んだ劇場も、ある意味ハウス・オブ・ダイナマイトかも知れませんが。。
Netflix作品をもっと劇場で観たい
「デトロイト」以来、8年ぶりの新作となるキャスリン・ビグロー監督作が劇場公開されるならば、10月末にはネットフリックスで配信されようとも、行かざるを得ません。
突然、アメリカに向けて発射された核ミサイルにどう対応するのかというサスペンス映画で、似たような内容の映画は色々あるだろうが、それの最新かつ詳細版といった感じで、色々な部署が対応していくところはシミュレーション映画のよう。
タイトル「爆薬(=核兵器)の家」が最後に出るのも、核兵器の存在意義について考えさせられるし、国防長官(現在は戦争長官w)が「コイントス」だと言ったことももっとも。
映画の終わり方もビグロー監督ぽくて、もっと映画を撮って欲しいなぁと思うのでした。
起承転承転承転 完
2025年劇場鑑賞279本目。
エンドロール後映像無し。
ネトフリ作品なので当然パンフレット無し。
なので減点0.5。
アメリカにどこからかか分からないけどミサイルが飛んできて、着弾するまでの20分足らずを3回繰り返す作品です。
いよいよ着弾となって、さぁどうなる、どう決断する、という所で時間が巻き戻り、先ほどオンライン会議で音声だけ聞こえていた人の方の映像が見られて何が起きていたのか見ることができる、という事が2回起きます。
そろそろ上映時間も終わりそうだし、4回目はないだろうな、と思って、この後結局どうなるんだ、と楽しみにしていたらそのまま終わってしまいました。最悪!
この映画の最大の見どころは、核を撃たれた相手に報復するかどうか、という事なのですが、そもそも核かどうか分からないし、撃った相手が分からないのに多分ここだろうという適当な判断で核を撃ち込もうとしているアメリカが怖すぎました。でもそれも最後まで描いて初めて成立する話なので物語として破綻していると思いました。
それにしてもアメリカにミサイル撃ち込まれて1回失敗したら代案もうないです諦めましょうってマジか(笑)
全63件中、21~40件目を表示
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