「ダイナマイトの家のようなもの」ハウス・オブ・ダイナマイト 夢見る電気羊さんの映画レビュー(感想・評価)
ダイナマイトの家のようなもの
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アメリカ本土が核攻撃される!時間は10数分。わずかしかない。
国の安全保障に関わる人々、大統領や国防長官含めて様々な視点で描かれる。同じ時間軸で3回くらい同じ場面の異なる人々を描いている。
あんまりみないタイプの描き方だ。
そして、着弾が迫る中、大統領は報復攻撃を行うのかどうするべきなのか。その答えは映画の中にはない。
タイトルであるハウスオブダイナマイトはまさに、ダイナマイトの家という意味だ。常に爆発の危険のあるダイナマイトで家を作ってそこに住んでいるようなもの。国際社会。表す言葉だ。
これはフィクションでしかなく、ほとんどあり得ないことではあるが、本当に起きたとして頭の中で考えるのは必要なのかもしれない。
ただ、映画としてはあまり面白味はない。多視点を多く取り入れてはいるが結局同じ中枢の人たちなので、ほぼ同じことの繰り返し。あまり意味を感じない構成だ。やりとりも変わるわけではなく、徐々に大統領に近い人物に切り替わるだけ。あまり、面白い部分はない。
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